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2004/06/10

◆10日の東京株式市場は米国株安を受け続落で始まったが、売り一巡後は反発に転じた。三井住友FGが大手消費者金融のプロミス(8574)を傘下にいれるとの観測報道から、消費者金融株などその他金融株や損保株などが再編期待を背景に急伸。また、建設株、不動産株などの内需株が上昇に転じ全般に買い気が回復。自動車関連株も円安転換を受け上昇に転じた。平均株価は機械受注発表にあわせ午後2時にきょうの高値を付けた。発表された4月の船舶・電力を除く民需の受注額は前月比11.8%増と市場予測(1.8%増)を大きく上回り、買い安心感を誘った。平均株価だけでなく多くの銘柄のチャートは着実に下値を切り上げる格好となっている。あすの先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出を無難に乗り切れば、昨年に続く夏相場への期待感が広がっていくことになる。

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◆引き続き、東京市場の比較PER割安感を背景に、セクターを問わず好業績・割安の好チャート銘柄を強気で拾っていきたい。東京製鐵(5423)は9週RCI(順位相関指数)が3カ月ぶりにマイナスに転じてきた、合同製鐵(5410)は25日RCIに続き30日RCIもマイナス8%とプラス転換が迫ってきた。両者ともついにGOサイン発信。東海ゴム(5191)は4週間ぶりに1400円台回復、25日RCIの2カ月ぶりプラス回復で来週以降の上昇ピッチ加速が期待される。栗田工(6370)も1500円台突入でもう一段上の相場に移行するはずだ。協和エクシオ(1951)は一気に出遅れ修正高入りするタイミングだし、東芝機械(6104)も年初来高値を射程圏に捉えてきた!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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