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2006/01/12

◆米国株がハイテク株の先導で上値を追っており、NYダウは史上最高水準である1万1000ドル台を突き進んでいる。来週から本格化する05年10〜12月期決算発表を前に好業績を先取っているだけなのか?それとも、決算発表後も買いが先行し世界同時株高をリードするのか?開いてみなければ分からない。ただ、テクニカル面からみれば、ITバブル期の2000年1月に付けた史上最高値1万1750ドルを更新するパターンとなっている。そして、6年間に及ぶ長い沈黙の期間に買いエネルギーは相当量積み上がっているはずであり、ここから噴出し始めるはずだ。確かに、住宅市場を取り巻く環境はこれまでにない厳しさが漂いつつある。が、テクノロジー株主導からやがて物色範囲が拡大するとともに株価指数の上昇ピッチは加速すると現時点では楽観視している。もっとも、米国株指数が昨年中は小動きに終始したのに対し、東京市場は平均株価以下40%超上昇しており、米国株高すなわちパラレルな日本株高となるかは疑問が残る。年前半はともかく後半は米国株高を他所に日本株調整となる可能性もある。まあ、今から雲をつかむような話は無意味かも知れない。というのは、先ごろ日経新聞で「15年後の日本について、楽観視する答えが多かった」とのアンケート結果が掲載された。以前は、お先真っ暗といったアンケート結果がばかりだったが、不安心理が後退したのだ。このことが、当分の間、「日本強気」論をはびこらせるとともに、相場を支えることになろう。

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◆さて、シャープ(6753)が液晶テレビ増産、松下(6752)がプラズマテレビ増産を表明した。設備投資額は巨大だ。関連部品・素材メーカーを潤すことになりそうだが、盟主たちはコストにシビアーだ。1月後半には中核エレクトロニクス株の第3四半期(2005年4〜12月)業績発表が出揃う。シャープやアドテスト(6857)、東京エレク(8035)などは10月下旬から一気の急騰となっている。米国株の上昇エンジンがどこまで上値を追わせるのか少々疑問が残る。本欄は今も、銀行株、業界の壁を越えた再編の動きに入った消費者関連セクター、PER訂正高相場を残す自動車関連株、420円処での高値もみあいが続いている新日鉄(5401)を中心とする鉄鋼株セクターなどに対する中期強気を堅持している。

◆きのう本欄初登場の岡谷鋼機(7485・名)が2時過ぎから急人気化。昨年10月13日につけた1850円の上場来高値を更新した。筆者が某メジャーサイトに「2時の注目株」としてアップロードしたのがちょうど2時。それまで動きが全くなかったが、2時を回りにわかに買いが流入したのだ。目先資金の買いが多く、あすは高値波乱もしくは急反落の可能性もあるが、中期買いは不変。トヨタ自株だけでも629万株を保有し含み益は123億円ある。ちなみに投資有価証券全体では9809万株を保有しており、貸借対照表の計上額は851.63億円。含み益は巨大だ。もちろん今3月期業績も好調だ。来期は横ばい確保水準だが、予想実質1株利益でも122円超ある。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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