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2016/01/06

◆日経平均株価は前日比182円68銭(0.99%)安の1万8191円32銭と3日続落した。年初の3日連続安は1995年の4日連続安以来、21年ぶりのことだ。1万9033円71銭引けだった昨年大納会から842円39銭、4.4%の下落となり、昨年10月19日以来の安値水準となった。
 サウジ・イランの対立に始まった本年の相場は、中国景気の先行き不透明感が広がるなか、この日昼には、北朝鮮が水爆実験の実施を発表。投資家心理は一段と冷え込み売り優勢の展開となった。1部市場の値上がり銘柄数359(18.6%)に対し値下がりは77.1%の1493と拡大し3日連続の1000超となった。

 また、米アップルが主力商品を減産すると伝わったことから、関連銘柄が下落したことも地合いを悪化させた。東証1部の売買代金は2兆4307億円と2294億円の増加に転じ、売買高は1億5253万株増の20億7618万株と昨年12月21日以来10日ぶりに20億株台を回復した。東証1部の値下がり銘柄数は1493と全体の約77%を占め、値上がりは359、変わらずは83銘柄だった。

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◆筆者チェックの中核30銘柄では5銘柄が上昇し24銘柄が下落した。値上がり銘柄では、シマノ(7309)が1万8510円まであり、20円高の1万8110円と大発会の570円安に対し変わらずを挟み3日ぶりに小反発した。自転車部品大手でブレーキ部品などレース用では世界トップであり、1980年代バブル期には国内でも人気化。2010年代に入っても業容拡大は続いている。

 株価は、1万7500円台にある52週移動平均線が2012年2月以来下値サポートラインとなっており、昨年8〜9月には1万3000円台と大きく下割れしたものの、その後、回復した。もっとも、10月に初めて瞬間的に2万円台に乗せを果たしており、その後、もみ合う格好となており、長期線割れリスクが高まっている。国内よりも海外で高評価の同社自転車部品。全般相場を横目に52週線を維持できるか引き続きウォッチングしていきたい。

◆北極海航海の船舶向けなど民間気象情報で世界トップのWNIウェザー(4825)は4000円台回復場面があったものの失速し3970円と前日終値と同値引け。26週線割れとなり、昨年1月以来1年ぶりの200日移動平均線水準に下げてきた。下値のメドは52週線の3770円近辺となる。

●サイバダイン(7779)は一時44円高の2094円と昨年7月の株式分割落ち以降の高値を4日連続で更新した!なお、権利落ち修正後では最高値となる昨年8月高値2132円が目前だ。終値は26円安の2024円と反落したが、引き続き、同社の装着型ロボットスーツ「HAL」の開発を応援していきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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