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2005/10/19

◆平均株価は6日続落。きのうまでの動きとの違いは、値下がり幅がそれまでの小幅続落から200円強の大幅下げとなったこと。米国のインフレ懸念と米市場取引終了後に発表したインテルの業績が市場予想を下回ったことが嫌気され、今晩の米国株動向を警戒したため買いが入りにくかった。もっとも、きょう米国株を気にして下げたのだから、今夜米国株が少々下げても、明日の東京市場は織り込み済みとみて強ぶる可能性があるとの見方もあるが・・。本欄では、これまで通り、今は中勢調整期にあるとみている。18日付けで書いたように、きのうは鉄鋼株、銀行株の9月相場での2大エンジンが快調に回転したにもかかわらず、車(全般相場)は逆回転した。これは、10月4日のハイテク株の急反騰時と似た格好といえる。■9月29日が相場の流れでは直近の天井だった。が、平均株価のザラバ高値1万3783円は5日に付けた。4日付け本欄では、「いったん3〜5週間の調整に入るとの見方は、(4日の上昇相場をリードした)ハイテク・輸出関連株には無縁か?まだ結論を得てない」と指摘したが、どうやら、「ハイテク株は急反発したが、相場は、最後に足元もっとも駄目なセクターを買い上げたら終りという。調整期入りは近い」とすべきだったようだ。平均株価はきょう、終値では5月26日以来ほぼ5カ月ぶりに25日移動平均線を下回った(あの8月5日、8日は2日続けて取引時間中に一時的に25日線割れ場面があった)。平均株価および銀行株、鉄鋼株などの主力株が本格的な調整局面に入った可能性が強い。ここから2〜4週間の調整期間の下値メドを25日線(きょう現在1万3308円)や日足ベース一目均衡表の基準線(1万3170円)でなく、75日線(1万2479円)や、1万2464円で上昇ピッチが急な日足一目「雲」上限に引き下げる。

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◆全般の流れを読む市場体温計はやはり、みずほFG(8411)であろう。◎注目は非鉄市況高が続く上、NY金先物が470ドル台の高値圏にあり一段高を狙う構えを崩していないことから住友鉱(5713)としたい。株価は1000円台固めの最中だが、全般安ともなった急反落シーンがあれば拾いたい。下値メドは13週線(910円)もしくは75日線(867円)。■さて本欄注目バイオ・ベンチャーのアンジェスMG(4563・マザ)は日々の上下幅は大きいが、週足では順調に上値を追っている。1年4カ月ぶりの80万円台が目前に迫ったが、好材料発表は多く、引き続き強気したい。◎一方、そーせい(4565・マザ)も好材料発表が相次いでおり、3期ほど先の業績好転期待を背景に上昇基調が続きそうだ。25日RCIは売られ過ぎゾーンにあり、いつ上げに転じてもおかしくないことを示唆している。三角もちあいを上放れる日はそう遠くなさそうだ。■自動車部品ではきょうも年初来高値を更新した好業績・割安・不人気株大同メタル(7245)の中期強気を継続する。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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