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2015/10/30

◆日経平均株価は前日比147円39銭高の1万9083円10銭と3日続伸し、8月28日以来2ヵ月ぶりに1.9万円台を回復。週足ベースでも9週間ぶりに長期相場を示唆する52週移動平均線を回復した。29日の米国市場では前日にNYダウが2カ月ぶりの高値をつけたこともあり、追加金融緩和期待は後退し株式は反落。欧州株も反落した。しかし、東京外為市場は円安推移となったことや、好調な企業発表を背景に買いが先行した。後場は、政府の15年度補正予算調整報道も伝わり一段高となった。その後、週末控えの売りが出たものの1万9000円台を維持した。

 地所(8802)や三井不(8801)など不動産株の一角が買われた。日銀が金融政策決定会合で政策の現状維持を決めたことから、後場には下げに転じる場面があったが、結局、追加緩和に踏み切ることになろうとの期待が勝った格好だ。●また、当欄主戦の東急(9005)も989円と変わらずを挟み5日ぶりに反発し3日ぶりに年初来高値を更新した。07年3月以来となる4ケタ回復に向けさらに一歩前進したようだ。

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◆この日、好人気となったのはユニチャーム(8113)や花王(4452)など紙オムツ関連株。前日の中国共産党中央委員会第5回全体会議(5中全会)で「一人っ子政策」を撤廃し、すべての夫婦に第2子の出産を認める方針を示したと伝わったことから、紙おむつ需要の増加に期待した買いが入っているようだ。
 高吸水性樹脂を手掛ける三洋化成(4471)や紙おむつ製造機を手掛ける瑞光(6279)も急反発、育児用品最大手のピジョン(7956)は終値でも10.7%高となり8月19日以来の3400円台を回復。・・などにも物色人気が広がった。

 また、この日、2260円と現体制化後の最高値を更新した日本製紙(3863)は割高感は乏しいことから、なお、ここからの相場が期待される。当欄期待のセルロースナノファイバー(CNF)の実用化やバイオエタノール、バイオプラスチックなど、バイオケミカル分野の素材開発企業だが、木質資源の新たな可能性を拓き、パルプ化技術やナノ化技術、化学変性技術へと応用範囲開拓による新時代へのリーダーとして引き続き期待している。。自動車用や電子機器用の樹脂補強材、食品・化粧品等の包装材など、様々な産業用素材としての利用が見込まれている。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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