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2006/09/21

◆トヨタ自(7203)がきれいな週足を浮き立たせている。下値は52週移動平均線、週足ベースの一目均衡表では「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限により守られ、右肩上がりで6月以降の調整局面を乗り越えてきているのだ。もっとも、方向性のつかみにくい相場が続いていることから、国内外の機関投資家の押し目買いが入りやすい銘柄ということでもあるのだが・・。20日の米FOMCで、2カ月連続利上げ見送りしたことから、米国では、インフレ懸念の後退、景気底割れ回避への期待感も高まっており、20日には、S&P500種株価指数があと1ポイントの上げで2001年2月以来の高値となる場面を迎えている。トヨタ自の場合、20日に9月中間単独営業利益が8割増益になると発表。同時に08年の世界販売台数980万台目標も発表した。世界トップ奪取宣言である。もっとも、数を追うものの、環境・安全などへの配慮や対応策打ち出し続けることで定評ある会社だ。●現在、4000円水準でもみ合う格好となっているものの、52週移動平均線を再び上回ってきたカーエレクトロニクス首位のデンソー(6902)と併せて日本から世界に、次の時代の車シーンを提案し続ける両社の下値切り上げに引き続き注目したい。

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◆20日のNY原油先物(11月限)は3月20日以来半年ぶりに60ドル台まで下げてきた。石油開発、プラント株、大手石油元売りなど石油関連株は軟調展開が続いているのは、当然の動きか。ただ、買うのは底入れ感が出た後でよさそうだ。

◆昨年の筆者の公式年間注目株はラサ工(4022)だった。幸い、最後の2カ月間の急騰で面目を失わずにすんだが、今年に入り7月28日の今年最安値361円まで失速。元のもくあみ状況に陥った。ようやく、今期業績強気見通しの台頭を背景に500円台央まで駆け上がったところだ。ここはいったん調整があっても不思議ない局面だが、業績拡大を背景に強気したい。昨春、ウエハ再生工場を新設し300ミリウエハ市場の拡大に対応済みだったが、今年に入り300ミリウエハ再生量が拡大。今3月期連結経常利益は会社予想の5割超を大幅に上回る見通しであり来期にかけ続伸するもようだ。

◆安倍新首相誕生間近ということで、「山口県関連株を」、「中国ではなく、インド関連株を!」・・などと目先の声が聞こえる。ならば、●マルハ本社(1334)も山口関連株だ。あすしっかりで終れば、5週間ぶりの週足陽線となり、7月以降、26週線が下支えするチャートパターンが再び生まれる。■シライ電子(6658・ジャス)は、プリント配線板を手掛け、両面プリント配線板に強みを持つ。上場は今年3月、8月末割り当てで1株を2株とする株式分割を実施。落ち後は軟調展開に終始しているが、業績はすこぶる好調が続く見通しにある。800円台前半から拾っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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