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2010/03/25

◆日経平均は前日比13円高の1万828円と続伸した。24日の欧州では、25日〜26日のEU首脳会議でのギリシャ財政再建を巡る緊迫感(ドイツ、フランスはEUでの解決ではなく、IMFに問題を放り投げたい)に加え、格付け会社によるポルトガルの格下げを受けユーロが対ドルで10カ月ぶり安値に続落した。しかし、円は対ユーロ、対ドルで大幅下落(午後5時時点では91円台後半)したことを追い風に、連日で輸出関連株が市場を牽引した。ただ、急騰相場が続いていた新興市場では利益確定売りが増え、ジャスダック平均と大証ヘラクレス指数が14日ぶりに反落し、東証マザーズ指数は9日ぶりに下げに転じた。■TOPIX業種別株価指数全33業種中で上昇したのは12業種にとどまり、21業種が下げた。値上がり率上位は円安進行を背景に買いが続いた輸出関連セクターが占めた。トップは新型携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」の10年度販売を発表した任天堂(7974)が連日で大幅高し押し上げたその他製造で大幅続騰。3位には「アジアの新興国景気の恩恵を受ける工作機械への注目度が高まった」と25日付け日本経済新聞朝刊が報じたことも重なり、個人投資家など短期資金の買いを誘った機械株で4連騰。6位には電気機器、7位精密機器、8位輸送用機器・・と続いた。■一方、値下がり率上位には円安がデメリットとなる消費関連をはじめとした内需株や素材・資源株が並んだ。小売が2位となった。家具・インテリア販売チェーン店を展開するニトリ(9843)は「円安デメリット銘柄」として続急落した。仕入れ価格の上昇による収益押し下げが嫌気されたもの、先には円高メリット関連株として人気となった銘柄であり、今は、裏返しの状態になってきた。

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◆任天堂の続騰に対し、3D関連株、新型ゲーム機関連株では明暗が分かれた。ゲーム機関連株では、メガチップス(6875)が続伸し、ミツミ(6767)、ホシデン (6804)は前日の急騰後だが、頑強だった。3D関連株ではエイチアイ(3846)が連日のストップ高で、昨年来高値を連日で更新。ちょいとはしゃぎ過ぎ?トッキ(9813)は戻り高値を更新したが、ザイン(6769)はもみ合い、有沢製作(5208)は続落基調から逃れられなかった。前号で注目としたザインは引き続き20万円前後での打診買いを奨めたい。

◆なお、直近で「結核に用心」として紹介し、ゆっくリズムで注目とした栄研化学(4549)がほぼ2カ月ぶりに10万株を超える商いで20円高の854円まで上昇した。現状では「結核」が市場テーマになることはない。あすのことはともかく、足元の羅針盤はテクニカルだ。チャートの良し悪しがポイントだ。きょうの場合は、18日の戻り高値を抜き、871円にある52週移動平均線を目指す格好となってきた。ロスカット価格決定後ならば打診買いはOK。引き続き、出来高を増やしつつジリ高基調が続くかどうかに注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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