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2006/06/28

◆「どんなに、その日の場味がよくても、絶対に自己売買株を手持ちにして翌朝の寄り付きを迎えたくない。そんななぜかは分からないが、不気味な感じがする相場だ」とは、筆者が30数年前に出会い、今も証券会社の自己売買部門の部長を務めている百戦練磨の友人が先ごろからしきりに口にする言葉だ。動物的な感覚で長年市場と戦ってきた友人にとって、直近は、夜が明けたときの相場環境が、前の日とは全く違う世界になってしまっているというのだ。東京でいくら高く、美しく積み上げても、米国風が強烈に吹いてくると全て崩れてしまう積み木遊びのような、米国発の世界同時同一性相場といえる相場がそういわせるのかもしれない。ただ、知友はそれもひとつの要因ではあるといい、もっとトータルなイメージから来るものらしいが、分からない。■きょうのアジア市場は値上がり3カ国に対し値下がり13カ国で、主要市場はすべて下げた。一方、欧州市場の前半は安寄り後、上げ下げまちまちの展開で、米国市場の状況を横目で睨んでの推移となっている。

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◆明日29日も、米FOMC(連邦公開市場委員会)を控え、東京市場は見送り気分の強い展開となりそうだ。世界再編への展望から人気化しかけた新日鉄(5401)が417円安値引けとなるなど軟調展開となった鉄鋼セクターだが、きょうは同時株安の輪のなかで反落し、200日線を割り込んだ。まさか200日線に対するプラス・カイ離が先週末の1日きりで終るなんてことはないはず!それともだまし?

◆さて、電機・自動車株など輸出関連株が売られた。そんななか、本欄中期注目株の光技術で世界に抜きん出ている浜松ホトニクス(6965)が逆行高し、一時3850円まで買われた。2日ぶりの年初来高値更新で、出来高は前日の倍超の79万株に拡大した。ここ半年間高値もみあいが続いており、上昇エンジンに点火のここから4000円相場時代入りが期待できそうだ。先に今9月期業績予想を増額修正。2ケタ増収大幅経常増益見通しにあり、予想1株益は141円と2期前に比べ2倍増の見通しだ。

◆1660年創業で鉄鋼、機械商社の岡谷鋼機(7485・名)は7月5日の売り出し株の受け渡し日以降の反転に期待し、上場来高値から1000円安のここから「中期強気」したい。26日に売り出し価格が1358円に決定、27日には一時1362円まで売られたが、きょうは逆行高に転じた。悪材料出尽くし感に加えトヨタ株式など1億株弱の保有株式の含み益に着目したい。●後発品メーカー大手の沢井薬(4555)は上場来高値圏でもみあっているが、医療費圧縮の国策を背景に後発品市場拡大が注目されており、もう一段上を目指す動きとなる?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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