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2010/07/08

◆日経平均は前日比256円高の9535円と急反騰し7日ぶりに9500円台を回復した。TOPIXは全33業種がそろって上昇、大幅に反発した。朝方発表された5月機械受注統計が市場予想を上回る前月比減となり、都心6月オフィス空室率が最高を更新するなど厳しいものとなった。しかし、市場の関心は米中の経済指標に向いている。そして、ようやく、米国株も回復を探り始めたばかりだ。7日の欧州株が続伸し、米国株も上げ幅を拡大する展開となり、NYダウは6日ぶりに1万ドル台を回復した。東京外為市場では、円が対ドル、ユーロで下げたことを受け、精密機器株など欧州関連や半導体関連株など輸出関連から幅広く買いが膨らんでいった。

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◆欧州では、7日に発表されたEU域内銀行の資産査定(ストレステスト)の実施要領が、市場予想ほど厳格ではないとの観測が流れ、株式は上昇した。米国では、第2四半期(4−6月期)企業業績の発表が来週から本格化するが、前日は証券管理銀行が発表した業績が市場予想を上回ったことをうけ、金融機関などの企業業績に対しての不安感が後退したとされ、買いが広がった。ショッピングセンター6月既存店売上高は増加する見通しだと示唆されたことを受け、消費関連への不透明感は薄れたとの見方も広がった。そして、テクノロジー株をはじめ幅広く物色人気が広がり、NYダウは引けにかけ次第高となった。■1銀行、1経済指標で相場の強弱感がコロっと変わるほど、悲観人気が走っていたということだ。が、きょうの良い話は、きょう買い上がったことで株価に反映済みとなった。あすはまた、新たな材料を評価した相場が始まる。残念ながら、東京市場には、そのような余裕はまだない。売買シェアの65%を握る海外投資家次第であり、あしたはあしたの欧米市場の結果を横目にみた相場があるだけ。いかにも情けない話だが・・。

◆ショーボンドHD(1414)が続急伸。5月につけた年初来高値1914円に急接近した。6月30日に直近安値1757円を付けた後は、ほぼ一本調子の上げだ。局地的大雨による被害は甚大となっており、「防災対策市場は拡大」(三菱UFJMS証券)中だと指摘、「インフラ補修を手がける同社については、インフラの老朽化が追い風となっている」とも紹介している。既に、3月に52週線を上抜いており、きょうの急伸で4カ月に及ぶ1800円を中心としたもみ合いから上に抜け始めた。まず、ロスカット価格を設定した後、打診買いしたい。■前号で、民間気象情報サービスでトップのウェザーニューズ(4825)が今年7−9月に予想される「ゲリラ雷雨」予測を発表したと紹介した。既に、今週都内で集中豪雨があり交通、住宅などに被害が広がった。ウェザーニューズでは個人会員が地域の天候変化を同社に刻々連絡し、あつまったデータ情報から同社が警報を発信し、未然に被害を防ぐか最小限に食い止めようとするシステムがある。今夏は、両社株とももっと注目されて良い銘柄となる?ウェザーニューズは、まだ、52週移動平均線を下値サポートラインとなっていない。このことが株価不安定要因だが、プラスかい離が鮮明化したところから、買いをスタートさせたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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