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2009/02/13

◆13日の日経平均株価は4日ぶりに反発した。ただ、3日間371円下落に対し20%の戻りにとどまり、不満が残る。12日の米国株が午後の大幅安場面から引けにかけ急速に下げ幅を縮小(NYダウ)したり、小幅上げに転じた(S&P500、ナスダック指数)こと、円高が一服したうえ、アジア主要株がそろって反発ことから、買い戻しなどが広がった。12日のNYダウは一時245ドル安場面があったが、住宅ローンの借り手救済に向け、米政府が返済補助策を検討中とのメディア報道を受け、取引終了間際に急速に下げ幅を縮小し6ドル安の7932ドルで終了した。ただし、3日連続で8000ドル割れ。

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◆13−14日にローマでG7財務相・中央銀行総裁会議が予定されており、欧州銀行への信任がゆらぎユーロ安が進むなか会議はどう流れるかが注目される。週明け16日は米市場が休場。17日はGM、クライスラーが米政府に再建計画を提出する期限。米2月NY連銀製造業景気指数、米2月NAHB住宅市場指数の発表。18日は米1月の住宅着工及び鉱工業生産・設備稼働率発表。18−19日、日銀金融政策決定会合の予定。

◆科研薬(4521)は、昨年4月安値720円を基点に上昇基調を刻んでいるものの、中期的には06年春以降、「700円台前半買い、1000円絡み売り」のパターンが続いており、900円台後半から1000円とび台が頑強な上値ネッくラインとなっている。むしろ、1060円カイとなった後買い出動するべきとの格好だ。押し目狙いなら、26週移動平均線タッチ前後を拾いたい。業績は、関節機能改善剤「アルツ」の好調に加え、後発医薬品の拡大が利益を押し上げ、2ケタ純利益増が続く。PERは16倍とお手ごろ感がある。

◆ファーストリテイ(9983)、マクドナルドHD(2702)、ABCマート(2670)、ニトリ(9843)、CCC(4756)など消費関連の勝ち組銘柄は昨年12月に高値を付けた後、今、大きく水準を下げており、ようやく上値を試す動きが始まっているように見える。また、吉野家HD(9861)は12月高値後、1月も26週線に下支えられ10万円台割れもせず、1月最終週には13週線が26週線を上抜く中期線のゴールデンクロスを示現し、12万4100円台にある52週線回復をうかがう格好となっている。

◆「オバマ米大統領が、前大統領時代に環境保護局が許可してこなかったカリフォルニア州の自動車排ガス規制容認を指示した」と、三菱UFJ証券は先に指摘し関連銘柄を紹介した。なかでチャート面も良かったのがイビデン(4062)だ。二酸化炭素の排出減には燃費の良いD車の普及が有効だが、PM(微粒子物質)や窒素酸化物などの排出が多いことがネック。で、PM除去フィルターのDPFが注目されてきた。現在の米国にはD車はほとんどなく、今後普及するならDPFメーカーのイビデン、ガイシ(5333)に恩恵ありという。12月には1222円の03年5月以来安値で底入れ。13週線に下値をサポートされ今週末は中期相場の指標である26週線をクリアして終った。ゆっくりだが、まず昨年8月の安値水準3000円接近を目指した相場を期待したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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