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2009/10/29

◆日経平均は前日比183円安の9891円と3日続落。28日のNYダウが次第安で120ドル弱安の反落となり、前日同様に円高ドル安、東アジア・太平洋株式の朝方からの急落始動もあって、終日軟調展開が続いた。直近で大きく下げた金融株は買い戻しなどで堅調に推移したが、円高を背景に輸出株が、NY原油先物の大幅続落、NY金先物の5日続落を受け素材・エネルギー関連株が下げをリードした。28日の米国市場では、金利の上昇、ドル高ユーロ安を受け、原油・金先物のほか穀物など国際商品が下落。欧州・アジア株安もあり、世界的な株安の流れのなか、NYダウは次第安の展開となった。週が明ければ11月、米企業の発表は次第に減少していく。好業績を買い、予想以上の結果となったといって買う「いいとこ取り」の相場で、1万ドルを回復したNYダウだが、揺り戻し、二番底確認相場を強いられるリスクに懸念。

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◆3月の世界株安以降、米国を中心とした金融緩和策が続き、過剰流動性が生まれた。為替市場ではドル安ユーロ高へ走り、つれて、投資ファンドを中心に株式市場、原油先物市場、貴金属先物市場、穀物先物市場・・などへと投機資金が巡り、半年以上の反騰相場が続いてきた。しかし、米国での長期国債利回りの上昇を背景に逆向きの動きが懸念され始めた。NYダウは1年ぶりに1万ドル台を回復したが、直近では100ドル超の急騰急落が続く神経質な動きとなっている。■つれて、海外投資家の投資優先順位が大きく後退したといわれる東京市場に、自律的な相場が期待しにくくなっており、米国株と為替が日本株の動向を決めるとの自虐的見方をとることになった。日経平均はきょう26週移動平均線を割り込んだ。あす割り込んだまま週末を迎えると4週間ぶりに週末値での26週線割れとなる。4週間前の場合は、米国株高に救われたが、今回は?

◆前日やや弱気に傾いた日電産(6594)が逆行高。続騰し連日で年初来高値を更新し、懸念していた9月のリーマンショック時の「肩」の水準を突破。昨年8月中旬の高値水準に上げてきた。収益構造の見直しから海外勢の動きがいわれ、一段高が期待され。さて・・。●また、前号紹介の交流・ゲイムサイト「GREE」を運営するグリー(3632)だが、会員数の増加が急で急激に業績を伸ばしている分、リスクは残る。が、引き続き注目されてよい。ただ、前日寄り付きの5350円が上場来高値となり、大引では日足陰線足、きょうも前日終値5110円を上回ることがなかった。いったん、下を見ても不思議ない格好となりつつある。もっとも、物色銘柄に乏しいなか、まだ上場1年未満であり、成長を評価する動きに右肩上がりのチャートが持続する可能性は高い。慎重に買い場探しを続けつつも、買う時は大胆にいきたい。●セブン銀(8410)のチェックを久々に開始しよう。昨年12月に上場来高値を付けた後は、一本調子の下げで今月20日の19万5100円まで下げた。上場来安値が昨年2月の株式新規上場当日に付けた16万1000円だから、ここからの下げは限定的といえる。きょう、来年1月26日より個人向けローンサービスを開始すると発表した。同社は、現金の引き出しや振り込みなど決済サービスに特化してきたが、新たに、10万円を限度としたローンサービス事業が加わった。全国に1万4000台以上のATMを保有しての新サービス始動に期待したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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