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2013/10/29

◆コマツ(6301)が躓きの石となった!?28日のNY市場では、29〜30日のFOM(米連邦公開市場委員会)を控えているうえ、発表された低水準の経済指標(9月鉱工業生産指数・設備稼働率は順調も、9月中古住宅販売成約指数は2010年6月以降で最大の下落幅、10月ダラス連銀製造業指数も予想を大きく下回る伸びにとどまる)やアップルの決算発表を控え小幅な動きにとどまった。東京でも、日経平均株価は70円(0.49%)安、TOPIXは4.86ポイント(0.41%安)と反落し、5日連続で上げ下げ繰り返し・・ともみ合う展開が続く。■決算発表は明30日から本格化する。が、コマツは前日に、今2014年3月期業績予想を大幅に下方修正を発表したことから、8%超の大幅下落となり、輸出関連業種が大きく下げた。●コマツは、経常利益にあたる連結税引き前利益(米国会計基準)を従来予想の2970億円から2090億円に30%下方修正し、増益率が45%増から2%増と大幅に縮小する見通しとなったことが嫌気されたのだ。 資源価格の下落から鉱山向け機械の需要が中南米やオセアニア、アジアなどで従来想定を大幅に下回る。復興需要が堅調な日本や回復に転じた中国で建機販売は計画を上回るが、北米でのレンタル用機械の不振も収益を圧迫する。なお、通期の想定為替レートは1ドル=95円から96.5円に、1ユーロ=123円から125.6円と若干円安方向に見直した。悲観人気に輪をかけたのが野村証券の投資判断見直し。28日付けで目標株価は2780円から2350円に引き下げ、投資判断を「買い」から「中立」に引き下げたことも嫌気された。中国景気の急好転か円安方向に大きくブレない限り、当面は下値模索の動きか。なお、コマツはこの日の下げで、一気に長期相場を示唆する52週移動平均線を割り込んでしまった。4月、8月時には52週線が下支えしたが、今回、割り込んだことで、52週線割れ状態が長引くようだと、同社株の相場回復には予想外の時間が必要となりそうだ・・。

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◆直近でショーボンドHD(1414)とともに紹介の●タケエイ(2151)は前週23日に今14年3月期連結経常利益予想を27億円から31億円に引上げた。しかし、前期比11.3%減となお2ケタのマイナス予想だ・・。あとは、26週線沿いの上昇基調が持続することに期待するしかない!?●そして、「三角保ち合い」からの上放れ期待はコンビニ最大手のセブン&アイHD(3382)だ。当欄の中核銘柄であり、三角保ち合い上放れとなれば、5月に付けた06年9月以来の高値4115円クリアが十分期待できそうだ。なお、ウォッチングを続けよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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