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2009/09/18

◆日経平均は前日比73円安の1万370円と4日ぶりに反落。「3連休以上の連休前日は株安」との見方は当たった!?17日の米国市場はNYダウが4日ぶりに小反落するなど、前日まで揃って連日で年初来高値を更新していた主要3指数が利益確定売りに小幅ながら反落。また、東アジア、太平洋州各国市場も韓国、台湾を除き下落した。つれて、東京市場も売りが先行したが、銀行株や自動車関連株などが切り返し、後半は下げ渋る展開となった。17日の米国市場では、新規失業保険申請件数の予想外の減少や9月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数の改善が好感され、買いが先行した。が、18日にメジャーSQを控えているうえ、最近急ピッチの上げとなったこともあり、利益確定売りに11カ月ぶり高値から反落した。

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◆国土交通省が17日に発表した09年の7月1日時点の基準地価は全国平均で前年比4.4%下落し、前年の1.2%下落から下げ幅が拡大。東京など3大都市圏は揃って4年ぶりの下落に転じた。商業地の不振に加え、リーマンショック後、投資マネーの流入が戻らないまま、オフィス需要が縮小。地価下落が続くのは、デフレ日本の象徴。業績面からも減益予想の不動産株を積極的に買う理由はない。しかも、前週まで年初来高値を追ってきた三井不(8801)、菱地所(8802)が11日に年初来高値を付けた後は、日足陰線足を引いており、そろって一時75日線を割り込む場面があった。相場を主導するのは海外勢と見る。手を出したくない。

◆日経平均株価は8月31日に年初来高値を付けた後、東京市場は堅調だった海外市場と違い、奇妙な展開が続いている。しかし、依然、「日経平均は下げに転じた」と決定できるチャートにはなっていない。とはいえ、個別では、8月31日に高値を付けた後、一段安となっている銘柄も散見される。典型的なのが当欄注目のニチイ学館(9792)だ。きょうは一時894円と900円割れ。915円にある26週線が生命線とみていたが、あっさりと底割れ。海外勢が売買銘柄をチェンジした感が強い。そんな状況下で昨年10月の上場来安値5万9000円から9月16日の年初来高値18万6000円高まで3.1倍化した介護付き老人ホーム運営のメッセージ(2400)がはたして当欄が目標とする20万円台乗せがなるか、注目したい。

◆昨年10月安値726円から8月高値2340円まで6週線、13週線沿いに順調すぎる上昇が続いてきた日ガイシ(5333)は、8月高値後、ほぼ一本調子の下げで75日線、13週線を割り込み今週を終えた。太陽光発電、風力発電の電力を安定化させる大型蓄電池で世界唯一の存在だが、競争相手が出てきたとのリポートもあるようで、株価は現在、値幅調整中なのか、失速が続いているのかは週明け以降の相場で決まりそうだ。

◆直近で期待した日電産(6594)は小反落したが、7月後半からの上値関門7000円手前の売りは一掃済み。引き続き、着実な上昇基調が期待される。●スクリーン(7735)は300円台前半での三角保ち合いからの上放れが始まった。液晶製造ラインは大型投資が行われる見通しにあり、同社株には追い風となる。大商いで346円まで上昇、6月の年初来高値に急接近する場面もあった。打診買いしたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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