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2011/03/02

◆日経平均は前日比261円安の1万492円と4日ぶりに大幅反落した。1日の海外市場で再び中東・北アフリカ懸念による原油高が世界景気に悪影響を及ぼすとの見方が伝播、ドルや原油・金先物などの商品に逃避資金が移動。NY原油先物は一時1バレル=100ドルを超えて2008年9月以来の高値をつけた。サウジアラビア株(タダウル全株指数)が再び大幅安し、欧州株、米国株も大幅反落した流れが、アジア市場にも波及。中国株は小反落程度で済んだものの、休場のインドを除き揃って急落した。前日にかけ3連騰で17日高値からの下げに対し7割戻していた日経平均だが、戻り売りや失望売りが広がり、引けにかけて次第安の展開となった。そして、TOPICS業種別株価指数は全33業種が前日とは真逆で揃って下落した。中東・北アフリカではサウジ軍がバーレーンに向かったとの報道があったとか、情報が錯綜したという。リビアの政情混沌がこの先どう展開していくのかまるでわからない。原油市場、株式市場については、方向性が見えてこない限り、どのように対応すべきか?など分からない。むやみにあれこれ詮索しても始まらない。 ただ、アンテナを研ぎ澄まし、来るべき時に備え、準備するしかない。自分得意の分野を中心に!!

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◆当欄では、これまで繰り返し紹介してきた銘柄が数多くある。が、チャートがいきている銘柄を「買い」注目しウォッチングを継続することは不変。例え、昨年春に注目し始めた企業でも、チャートが右肩上がりでいきており、業容拡大が続いている限りその範疇に入る。●例えば、後続医薬品を製造する調剤薬局大手の日本調剤(3341)は、今後も52週線沿いの上昇基調を維持し、直近に付けた高値を更新する展開が続いている限りウォッチングを継続していく。ただ、52週線を下回って、上値が切り下がる展開となった時は、挑戦をやめることにしている。

◆筆者の本年の注目株は日マクドナルド(2702)であり、08年12月戻り高値更新に向けた行進が続いている。株価を下支えするのは業容が変貌中であることであり52週線沿いの上昇基調が続いていることだ。現在の2000円攻防戦は2月高値の2026円をクリアした時、上昇基調が鮮明化し、一段上に向かって進んでいくと見ている。この乱気流の中でも踏みとどまり、もう一段上を目指す動きが見えた時、追撃買いしたい。●前号でも紹介の再生医療関連セルシード(7776)はハイリスク銘柄であり、企業努力が収益拡大となって見えてくるまでのハードルは極めて高い。これまで期待のバイオベンチャーの挫折を見てきただけに慎重に対応したい。とはいえ、同社は日本発の「細胞シート再生医療」の世界普及を推進するバイオベンチャー。同社取締役で東京女子医科大学の岡野光夫教授が初めて創生させた技術の細胞シート工学を基盤とする。今回の人気化は欧州に続き、米国進出計画がより明らかになったことが背景。1月の急騰後もジリ貧基調に陥ることなく、1500円前後で踏みとどまり、先々週から再動意してきた。株価の動きは荒っぽいが、今月でやっと上場1年目を迎えたばかり。道はこれから長く続く。ベンチャー企業株に一喜一憂は避けたいというのは無理な注文だが、同社は進むべき方向が鮮明だ、注目しがいのある企業だといえる。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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