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2006/03/24

◆東京の桜は予定通り22日に開花した?筆者が気づいたのはきのう。多くのソメイヨシノに5輪以上の花が開いた。きょうは日本橋脇の交番の前で満開の枝垂桜をみた。隣家の桜、近所の緑道の桜並木も開花した。そして、東京市場は平均株価が3日ぶりに反発した。きのう引け後発表の公示地価でデフレ脱却が見えたことを好感したものだ。3大都市・商業地が15年ぶりに上昇し、地方まで上昇に転じる地点が増えるとともにマイナス幅が縮小した地点が増加した。不動産株は反発した。しかし、きょうの取引時間中の高値に比べ、終値は決して満足できるほど上昇したとはいえない程度まで上げ幅を縮小したかマンションや不動産再生企業など下げに転じる銘柄が多かった。結局、不動産株指数は0.93%の上昇にとどまった。きのう下げたにしては戻りが鈍く、週明け以降の雰囲気が悪くなるような印象を残した。■気になるのは、「東京区部の上昇率が5%を超えるようだとサプライズ(驚き=買いを示唆する)だ」としたドイツ証証券のアナリストがいるが、東京区部は港区が11.2%、渋谷区が11.1%上昇となり都心5区平均では7.0%上昇したものの、区部全体では3.7%にとどまったことだ。きょう東証1部で値上がり率上位には、10位に名古屋市中村区栄で店舗を構える丸栄(8245)、15位に名古屋を中心とする名鉄(9048)が入ったものの、20位に新京成(9014)があるくらいで、不動産・土地絡みで上位に上った銘柄は少なかった。名古屋銘柄が入ったのは名古屋市が5.0%の上昇と上げが目立ったことから、目先資金の買いが流入したものだ。◎筆者は渋谷を本拠地とし、東京城南地区から横浜にかけての地域をテリトリーとする東急(9005)の押し目買いを推奨する。売買のタイミングを捉える指標のひとつRCI(順位相関指数)で、9週RCIが2月最終週から3月第1週にかけて売られすぎを示唆するマイナス91.7%まであったが、きのう13週RCIを上抜くゴールデンクロスを示現しきょうマイナス26.7%まで浮上してきたからだ。◎きのう本欄で「強気で追撃買い」とした京阪神地区でマンション開発を手掛けるほか不動産再生事業も手掛ける日エスコン(8892・ジャス)は8000円高まであったものの、結局大引けは1万4000円安で終った。それでも、週足は陽線となり、中期強気を示唆していることに変わりはない。

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◆人気薄だがじっくり狙いたい銘柄として、焼津水産化(2812)を中期買い推奨する。知友アナリストが、「国家戦略の中心は健康寿命の延長」、成長のキーワードは「健康寿命を延ばすこと」だとし、日本人に最も多い生活習慣病である高血圧が多い理由は塩分の取りすぎにあり、その原因はしょう油だとし、同社が開発・製造したギャバ入りの「おいしい低塩しょう油」に注目しているからだ。3月20日から一般家庭向けに発売を開始した(500ミリリットル1本448円)。なお、「医療ビジネスから健康・医療ビジネスへ」の転換をテーマに、食品による病気予防+抗加齢(アンチエイジング)を加えた積極予防の導入に絡め、「ヘルス&ビューティ」戦略が奏功し、最高益更新が見込めるロート製薬(4527)のほかヤクルト本社(2267)、新日本化学(2395・マザ)、浜松ホト(6965)に中期注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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