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2007/08/09

◆東証1部市場の売買代金は5.26兆円で過去最高。出来高は38.1億株で今年最高を記録した。この日が先物・オプションのSQ(特別精算指数)算出日のため大商いとなったわけではない。また、あすがSQではあるが株価指数オプションのみであり3カ月に1回のメジャーSQではないのに・・。特に、前場はすさまじかったが、大引けでも、1部市場値上がり率トップのサニックス(4651)は42円高の266円引けで値上がり率18.75%、30位の銘柄でも9.91%の上昇となった。一方、値下がり率も同様で、トップの酒井重(6358)は20.0%の下げとなり、30位でも8.95%の下げとなった。あすのスモールSQを控え、ファンドなどが持ち高調整をし、「これまで買われてきた銘柄を売って、出遅れている銘柄を買う『リターン・リバーサル』の動きが広がった」との指摘があった。■TOPIX業種別指数を見れば、値下がり率上位は石油・石炭、海運、非鉄金属、その他製品などこれまで買われてきた銘柄、一方、値上がり率では保険、水産・農業、紙・パルプ、電気・ガス、空運、小売、不動産、銀行など直近大きく売られていた業種が並んでいる。個別銘柄も同様だ。

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◆筆者年間注目株・東芝プラント(1983)が20円高の1194円で寄り付いたものの、106円安の1068円引けとなったのも、個別に材料がでたわけでなく、そんな流れに押し流されただけ。一方、奥村組(1833)が連日の急騰となったのは、逆に買い戻しが膨れ上がったためであろう。一過性の動きであり、高値掴みとなる可能性が大きい。■欧州市場がサブプライム絡みで大きくさげた。米国株への玉突きが懸念される。前号で記した我々日本勢が考える以上に米住宅ローンに関連する危険な状況のファンドが多いということか?それとも、報道により問題が大きく見えてしまっているだけなのか・・?本欄は、後者と見ているのだが。

◆団塊世代の定年後の消費で市場が拡大するとみて本欄が注目している米系ゴルフ運営会社PGGIH(2466)が上値を切り上げるパターンになってきた。まだまだ、上昇ピッチが鈍いということが相場の先高感を高める。中間決算は10日引け後に発表されるが、すでに7日に修正を発表済み。売上高と純利益は減額されたが、経常利益は大幅に増額され減益予想から一転2ケタ増益に転じている。5月につけた9万3000円の上場来安値を基点に上昇基調入り。引きつ好き上げ下げあるも上昇基調は不変と強気したい。

◆2000円高値後に増額修正をしたことで上昇余地が大きいのは、きれいな上昇曲線を描くナブテスコ(6268)。7月9日に2000円の新生上場来の高値をつけ、同月31日に2008年3月期連結業績予想の増額修正を発表。上値を追う構えにあり、ここから中期値幅狙いで注目しよう。今期売上高は据え置かれたが、経常利益は9億円積み増し前期比12%増の189億円となり、予想1株利益は81.9円。精密減速機、油圧機器を中心に生産性の改善効果が見込まれるために増額したという。●住友電工系で、一般電気工事を主力に情報通信工事も手がける住友電設(1949)は、7月25日に2008年3月期連結業績予想の増額修正を発表。550円前後の上値関門を突破し、新たな相場へのうねりが始まった。ここから押し目は拾っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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