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2010/04/12

◆4月第2週初め、日経平均は前週末比47円高の1万1251円と続伸した。TOPIXは一時2008年10月以来の1000ポイント回復場面があった。EUはギリシャ支援について市場金利を下回る金利でギリシャに融資すると合意したと伝わったことから、円が対ユーロで下げ、対ドルでは93円台前半膠着状態で推移したことから、米国勢が今秋からスタートし、その後来週以降から国内勢の発表が始める第1四半期(1−3月期)決算への期待感が後押しした。物色は、出遅れセクターの金融、内需株へと広がり、新興市場もまた続騰、年初来高値更新銘柄が幅広く大量に出現した。ただ、後半は、中国株が下げたことからアジア株が相次いで失速。東京市場も上げ幅を縮小し、日経平均は真ん中が高い台状で朝夕が低い格好となった。ただ、ギリシャ問題は一歩だけ前進したのであって、ゴールはまだ遠く、為替市場などの波乱要因であることには変わりはない。ただ、南欧の国々まで波乱が広がらない限り、世界市場への影響度は結果的に高くないと見ている。

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◆12日には非鉄大手アルコアが決算を発表し、13日は半導体トップのインテル、14日はJPモルガン・チェースが、15日にはグーグルとAMD、16日GE、バンク・オブ・アメリカ・・と発表が続き、米国市場は企業業績に一喜一憂する展開となり、その動きにあわすように東京市場の相場が続く?

◆1部市場の値上り率上位が、2ケタ銘柄ラッシュとなった。上位30銘柄中20銘柄がそうだった。いつ消えてもおかしくない銘柄?短期的な虫干しと見るが、一方、小売や飲食など消費関連株も年初来高値更新銘柄が相次いでいる。サイゼリヤ(7581)は年初来高値を更新し、ほぼ、6年来の上値ネックラインである1800円〜2000円台への挑戦が始まった。12日夜、テレビ東京「カンブリア宮殿」に行列のできる餃子でマスコミへの露出が目立っていた王将フード(9936)の大東社長が登場する。知友のアナリストは11日(日)朝には日本テレビ系列に新入社員研修の様子が取り上げられたとサイトに書き込み。昔流でいえば、「体育会系」ののりの様子に、掲示板への書き込みは「今時はやらない」式が中心だったといい、「理科系経営者による計器経営」のサイゼリヤとは大違い。アナリストはサイゼリヤに組みするのが多いといい、しかし、熱血始動型で成功した企業も多い。変わらないのは、両社とも消費不振のなか、現時点では、低価格外食の勝ち組みであること。王将フードは昨年9月に2925円のほぼ15年ぶり高値を付けた後、調整が続いてきたが、12カ月移動平均線にタッチし、きょう現在2363円にある52週線に接近してきた。日足では、3月下旬の下げ以降200日線を割り込んでいることが不安材料だが、中長期線が下値をカバーし上向きに転じれば先高期待感が生まれるのだが・・。13日朝、株価はどう反応するか、何の反応もないか?あわてて飛びつかずに、ウォッチングを開始したい。●給食事業好調の割安株日清医療食(4315)。1月に紹介した後、株価は失速したが、3月に200日線にタッチした後、下値切り上げゾーンに戻ってきた。今10年3月期業績は介護・福祉施設向け給食事業の好調を背景に4期ぶりに大幅回復見通し。再挑戦へウォッチングを開始したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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