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2009/09/14

◆9月第3週初めの東京市場で、日経平均は前週末比242円(2.32%)安の1万202円と続急落した。前週末11日の米国株が6日ぶりに小反落し、東京外為市場では1ドル=90円とび台前半と急伸したことから、電機、自動車など主力輸出が下げ、金融株も続落した。そして、NY原油先物や商品先物安が重なり資源・素材関連株売りが先行した。その後は模様眺め気分が広がり、10時半前後から大引けにかけては1万200円を挟み上下幅63円の小幅レンジのなかでモミ合う展開が続いた。一人勝ちの特定企業を除き、内需がどうしようもなく弱いうえ、外需は円高進行で厳しい状況が続く。円高メリット関連株をハヤス動きはとぼしく、もよう眺め気分の強い展開から離陸できないでいる。当欄でも、現在は、東京市場は積極的に買い推奨する状況ではないとの見方を継続している。残るは、個別注目株を継続的にみていくことしかない!

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◆カネカ(4118)が反落。一時22円安の664円まで下げ、3月後半以来、下値サポートラインとなってきた75日移動平均線にタッチするなど微妙な水準まで下げてきた。12日付けの日経新聞朝刊が、「太陽電池事業の損益が悪化している。カネカは今2010年3月期の太陽電池事業の営業損益が前期に続き数億円程度の赤字になる見通しだ」と報じたうえ、円高も重なり太陽電池関連株に利益確定売りが広がったことも響いた。■もっとも、報道では、同社は売上高の9割以上を占める欧州市場の不振が直撃したと報じたものの、今期がもっとも厳しい、との幹部に話を載せ。来年7月には兵庫県豊岡市で生産コストの低い新工場が稼働する予定にあり、来期は黒字を見込むとも伝えている。株価は、75日線は7月安値時に下支えした後9月に入っても下値をサポートしてきた。週足ベースでは、13週線が下支えしており、26週移動平均線が630円台まで上昇しており、下値に控えている。買い場を探しつつ改めてウォッチングしたい。

◆また、前週末紹介のシリコンを使用しないCIGS型太陽電池に経営資本を投入している昭和シェル(5002)も小反落したが、4ケタは維持した。4ケタ割れがあっても中勢上昇基調に大きな変化はないとみている。1000円を挟んだ三角保ち合いを支える26週線をサポートラインとした上昇基調への転換を期待し、動きを見守っていきたい。

◆ほぼ全面安のなか、大学発3大バイオベンチャー株はそーせい(4565)が20万円を付け4日続伸、3日連続で年初来高値を更新した。20万円台は07年11月に下放れた分岐点の水準。いったん、利益確定売りが出てこよう。しかし、新薬開発は一歩も二歩も前進しており、新たな領域に進みつつある。そして、相場は新たな段階に入ってきたとみる。全般相場が厳しいものの、打診買いはよしとし、ロスカット価格を設定しつつ、突っ込み場面での短期買いもよしとしたい。3日続伸したアンジェス MG(4563)、OTS(4564)と3銘柄セットもよし!

◆介護関連星取表は3勝6敗。ニチイ学館(9792)は75日線上の展開が続く?それとも、きょう現在918円にある26週線まで値幅調整を続けるのか?今は不明だ、しかし、引き続きウォッチングをしていこう。また、メッセージ(2400)は介護関連の中期値幅取り銘柄としてジリ高基調のここからいったん調整場面を待ちたいところだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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