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2010/08/24

◆「イヤハヤ ナントモ」・・とは、永井豪漫画のなかで好きで面白いタイトル(正式なタイトルは「イヤハヤ南友」)だ。そして、イヤハヤ ナントモは、かつては、筆者の口癖だった。すっとぼけた主人公とストーリーやタイトルが好きだった。この後に、サテハテ ドウシタと続くのがまたよかった・・。日経平均が終値で9000円台を割り込んだ。これは、昨年5月1日以来約1年4カ月ぶりのことだ。この無気力な株式市場を前に、イヤハヤ ナントモという口癖が久しぶりに浮かびあがってきた。で、私への問いかけが「サテハテ ドウシタ」となるのだが・・。

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◆止まらない円高を目の前に、前週からの菅直人首相と白川方明日銀総裁が円高対策で会談をするとの騒ぎは、いたずらに時間は食ったものの、結局、電話会議で終え、市場期待とはまるで無縁のコメントで口を閉じた。時間を食った分、お返しは大きく、23日の海外市場で円が対ドル、ユーロなど主要通貨に対し全面高の皮肉。そして、東京外為市場で円は、この日午後に1ドル=84円台に上昇し、対ユーロでは2001年11月以来の107円21銭とほぼ8年9カ月ぶり高値を付けた!

◆日経平均は前日比121円安の8995円と3日続落、終値ベースで2日連続で年初来安値を更新し、TOPIX業種別株価指数は、鉱業、非鉄など素材・資源関連株、精密機器、電気機器など輸出関連株・・と景気敏感株が値下がり率上位となり、全33業種中、ガス・電力など内需関連3業種を除く30業種が下げた。4月5日のリーマンショック後高値1万1400円からこの日の安値8983円まで21.2%の下げは、NYダウの9.2%安のほぼ倍の値下がり率だが、日経平均が1989年末高値から今に至るも長期下落基調から一歩も転換できていないことを考えると、寒気以外に感じ得ない。もっとも、個別銘柄で戦う場所、時間があることが救いではあるが・・。それでも、全般相場がよければ、1000円乗せまで期待出来ても、現環境下では、その3分の2とか、半分程度しか上昇できないという不満は残るが。

◆前号で記した介護付き有料老人ホームを運営するメッセージ(2400)は大きく切り返し、20日につけた年初来高値に再接近した。●また、マクドナルド(2702)は小安かったが、最後の上値関門13週移動平均線クリアは維持しており、ともに、中長期線沿いの上昇基調をしっかり維持している今は、買い場を求めてのウォッチングを継続する。●そして、きょう、13週線とのプラスかい離を拡大したいすゞ(7202)もまた、26週線沿いの上昇基調が昨年3月頃から続いており、5月につけたリーマンショック後の高値329円突破となれば、もう一段上が狙える格好となっている。●なお、6月に06年10月以来の高値4290円を付けた後、急失速した調剤薬局第2位で後発薬の本格製造にはいる今春の当欄銘柄・日本調剤(3341)が下値サポートラインである52週線の手前で下げ止まっている。今となれば、全値戻しは厳しい。が、全般相場の短期リバウンド時に狙える銘柄として引き続きウォッチングしたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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