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2012/11/09

◆11月第2週末の東京市場で、日経平均は5日続落。前日比79円安の8757円と10月16日以来の安値水準で終了した。6月4日に年初来安値(終値ベース8295円)をつけた後、株価は反転。7月4日(9104円)、8月23日(9178円)、9月19日(9232円)と戻り高値を切り上げてきた。しかし、10月相場では、23日高値が9014円止まりとなり、4カ月連続の上値切り上げに失敗した。その後、長期相場の動向を示唆する200日線をクリアできないまま終了となった。結果、早い時間帯での200日線回復、9月戻り高値9232円突破が必要となっている。ただ、8200円〜8300円帯が昨年3月東日本大震災後以来、頑強な下値ゾーンとなってきたことは心強いといえるが・・。

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◆8日の欧州株は、ギリシャに対する欧州連合(EU)の金融支援が遅れるとの報道やスペインが年内に金融支援を要請しないとの見方が広がり続落した。ユーロが対ドルで9月7日以来の安値となったこともあり、米国株も100ドル超の大幅続落で終了した。米国市場は引き続き、12年末にかけ減税の失効と歳出の強制削減が重なる「財政の崖」回避への動向、進展ぶりが市場の重しとなり、突然重しが消える日を待望する日々が続く?

◆頭を悩ますのは日マクドナルド(2702)、8日発表の10月度既存店売上高は前年同期比7.2%減と7カ月連続の前年比割れだ。もっとも土日が前年よりも2日少なかったことが5%分影響しており実質2%強のマイナスだ。客数は4.6%増も100円のコーヒーの無料化、マックフラフライポテトの全サイズ150円販売など新規客つくりが奏功し来店客数は4.6%増加、5月から6カ月連続増加したことはOKなのだが。株価は朝4円高で始まったが、小安く終った。当欄では、当分、200日移動平均線、52週線に対して、何%下げれば「売る」と各自がそれぞれ自分の売却ラインを決めた上で、「ウォッチング」を続けたい。当欄は、これまで何度か言ってきたように、週足ベースでは昨年3月東日本大震災時の特例を除き、09年3月以来、52週移動平均線沿いに美しい軌道を描いてきていることを高く評価している。この線が乱れた時が「全力で売却」の時と考えている。ただし、「上場ピッチは鈍く、下落は声も出ない一瞬のうちに終了」してしまう。このことを忘れなければ、上昇相場である限り、上値を追っていける!

◆先に記したスマホ向け広告の急増を背景に注目してきた。●サイバー(4751)は上値切り下がり型チャートだが、15万円割れが底値となりつつある。が、●ファンコミ(2461)が逆行高し、6日に付けた年初来高値を更新し、09年8月以来の高値を付けた。8日に発表した今12年12月期第3四半期連結経常利益が前年同期比16.7%増の16億円と好調裏に着地、据え置かれた従来予想の18.5億円に対する進捗率が86%だったことが材料。これもチャート美しさが破られた時には売却したい。売値を動かしつつ、売値を割り込んだ時は必ず売却とし、相場を見据えたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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