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2008/09/24

◆麻生政権がスタートした。首相は自ら新閣僚を紹介し、各大臣それぞれに対する期待感を披露した。何をやるかはともかく、何をしたいのか3代ぶりに自分の声を発した。足元、経済や証券の環境は極めて厳しい。資本主義のメッカとも言うべき東京証券取引所の周辺は「金融街である」というイメージからどんどん遠ざかっている。そして、証券及び関連業界の地盤沈下ははなはだしく、「貯蓄から投資へ」という政府・金融庁の掛け声はいまや幻のごとくになってしまった。新政権は11月にも予定される総選挙を経て初めて、本格スタートとなるが、選挙で民主党に負けてしまえばすべて流れてしまうリスクがある。■9月19日に、「包括的金融危機対策」が政府から発表された米国では、11月4日が大統領選挙投票日となり、日米同月選挙となりそうだ。米国では接戦が伝えられる大統領選はともかく、議会は民主党が勢力を拡大する方向にあるといわれている。<現ブッシュ政権が発表した総合金融安定化策がどう実現していくか>との懸念が米国株式市場の重しになる可能性が高い。いずれにしても、米金融バブル崩壊後の強弱感の対立は続き、神経質な動きのなかで景気回復を模索する動きが続きそうだ。■米国では著名投資家W・バフェット氏が率いる会社がゴールドマン・サックス証券の8000億円弱の増資に対し、5300億円を引き受けるという。「ウォール街」の動きに精通する投資家といわれるバフェット氏だけに今後の行動が注目される。現在の日本には望むべくもないか投資家だが!

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◆日米欧並びにアジア株式は5〜6月水準から大きく下に居どころを変えた。短期的に攻めに出る場面といえなくも無い。ただ、その場合、指数連動型の主力株もしくは、独自で高成長を継続できる企業とすべきか。また、守りに徹するならば、買い戻し一巡後に再失速し、大底もしくは二番底をうち、上昇基調入りを確認したうえで、買いに出るべきであろう。つまり、相当厳しい状況と見ていくべきということか。

◆リバウンド狙いの材料株とし、ここ2週、75日移動平均線を下値支持ラインとしていた太陽電池関連株の新神戸電(6934)に注目。6月高値1230円から半値になった後、上値を試す動きで、3週間ぶりに700円台を回復した。まず、780円水準にある200日線を目標とする。17日に、日立(6501)がディーゼル車両用リチウムイオン電池を大容量化する技術を開発したと発表したが、車載電池の生産子会社、日立ビークルエナジーと共同開発したもので、同社が日立とともに出資していることがポイント。信用倍率も1.57倍と後押しする。急速に下げてきただけに、リバウンドを狙えるとみる。

◆今年3月に株式分割落ちした後、初めて「雲」上限突破を狙うフルスピード(2159・マザ)を打診買いしたい。同社は検索サイトを活用したプロモーション支援等を行うが、今09年7月期連結業績は、オフィス移転費をこなし大幅増収増益見通しにある。主力の検索エンジン最適化(SEO)コンサルティングサービス及びアフィリエイトのASPサービスの売上増が収益を牽引し、72%増収、23%営業増益の会社見通しにある。

◆インターネット広告配信やベンチャーキャピタル投資を手がけるngi(2497・マザ)は、8月安値を二番底とした上昇基調を鮮明化させている。業績順調な割安銘柄で26日には25日線が75日線を上抜くゴールデンクロスが示現しチャートも好転する。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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