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2006/12/25

◆23日(土)午後、両国の江戸東京博物館に出かけ、荒木経惟写真展「東京人生」とじっくり向き合う。「天才アラーキー」に最初に出会ったのが30年以上前のこと、300冊超とも言われる写真集・DVDなどを発表した彼の写真を見せる仕掛けと写真とじっくり対面してきた。もう何度目かわからない写真展だが、1枚の写真から次の写真に写るまでに時間がかかり2時間はあっという間に過ぎる。さすがに、場所が場所だけにヌード写真の数はほかの場所での写真展に比べれば少ない。が、代わりに、今回は太陽賞を取り写真家デビューした「さっちん」に繋がる大伸ばしの写真の中で、60年代の貧しい時代の少年少女が活き活きと遊び輝やいていたのに改めて感心。当たり前だが、写真集で見るのとはまったく違った別の作品、別の写真だ。また、雨あがりの路地裏が濡れて光る写真のまえでは(いつものことだが)立ちつくしたまま次に移れない!もっとも、写真家のほうはじっくりと見るよりも、バシャ、バシャ写真を撮りまくる。立ち止まらずここまで走ってきた人だが。そして、閉場の時間がやってきた・・。

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◆きょうはクリスマス。静かに時間が過ぎてゆく。きのうクリスマス・イブの聖日は、特別に会場を借りての合同クリスマス礼拝。会場のあるJR川崎そばには新しいショッピング・モール「ラゾーナ川崎プラザ」ができたばかり。そこに吸い寄せられるように洪水のような人の流れができている。筆者は既に、最後の月刊誌原稿を書き終え、あと数本の原稿うちで今年は終りとおもうと気も緩む。本数冊とDVD−RAMを買って、家に戻る。録画しておいたグランプリ・有馬記念レースを見る。ありゃダメだ!筆者なじみの床屋二代目の若主人が共同馬主であるドリームパスポートは5〜6番手で内ラチを走っている。前が窮屈な走りで位置取りに失敗している。「外へ出せ!」と録画画面に叫んでみてもダメ、直線に入っても前は開かず、前走よりも12キロ重めの体に場群を割る力も弱く、最後に突っ込んだもののあえなく足を余してハナ差4着と、初めて馬券の対象から外れてしまった。もっとも、レースの前から疲労の蓄積が心配されていた。そのわりに3歳馬ではトップでゴールに飛び込むなどそれなりに素質の一端をかいま見せてくれた。が、騎手の失敗を馬の地力でカバーするには至らなかった。4歳になっての成長に期待したい。

◆さて、株式市場も06年ラストランだが、日経平均は12円安でも実感は100円超下落の気分。海外勢がクリスマス休暇とあって売買代金は今年最低。業界再編の流れにかかわる食品株、薬品株が買われ3万円台で前週末に続き90年9月以来の3万円台乗せとなっている任天堂(7974)と、任天堂関連株であるミツミ(6767)、ハドソン(4822・ヘラ)が年初来高値を更新し、メガチップ(6875)、テクノマセ(3787・マザ)も急伸した。年内〜年明けの利益確定売りも一法。■来年のテーマの「携帯のGPS搭載」関連で地図大手のゼンリン(9474)は携帯ナビサービス先行しており新年注目株候補とする。●大学の後輩で先に勤めた新聞社では先輩にあたるIFTA国際テクニカルアナリストは、ガイシ(5333)の1923円突破後の買いを推奨する!今3月期予想1株益は67円、来期90円台見通しという。信用倍率は0.36倍と大幅売り長だ!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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