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2007/04/24

◆筆者は90年代後半の山一証券倒産後、勤務先の証券会社を早期退職制度によって辞した。退職を決めたのは、その前年の秋、故郷の隣県である香川県の加ト吉へ調査団の一行として参加した時だった。高卒後、四国の土を踏んだのはその時が2度目であり、瀬戸内海を見、四国の空気を吸った後、方向を決めようしたのだ。その後、四国にあくがれるものの渡るチャンスはない。その時、加藤義和社長は我々を前に、「メモももたず、社長すなわち加ト吉とも言うべき一魚行商人から経営手腕と豊富な人脈、観音寺市長を4期努めた有言実行の政治力で、加ト吉を引っ張ってきたことや中国大陸への拡大について語った」。その加ト吉に何が。3月以降、加ト吉(2873)の「取引先との不透明な循環取引(同社と子会社が複数の企業と実際には商品を動かさずに帳簿上だけの取引)に関与した疑い」が広がっている。日経新聞は、「加藤義和社長の退陣必至。JT(2914)出身の金森副社長の社長昇格人事」を報じている。加藤社長憤懣やるかたない状況である。ただ、JT出身の金森氏が社長となれば、JTを中心とした冷凍食品業界再編の動きが活発となりそうだ。

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◆新日鉄(5401)の調整が本格化入りした。昨年6月安値370円から今年3月の900円まで市場を牽引たすばらしい相場が続いた後とあって、夏の終り頃まで調整が続く可能性がある?●鉄鋼周辺の思惑株は、新日鉄系の合金鉄大手・日電工(5563)が面白くなりそうだ。NY原油、金市況、非鉄金属市況とも活況裏に拡大中だ。同社の今12月期連結業績は急拡大が予想される。マンガン市況回復が収益を押し上げるのだ。

◆日銀出資証券(8301)が、1万円高の13万円に買われ2カ月連続月足陽線が見えてきた。同出資証券はバブル期に75.5万円まで買われたが、05年7月には5.4万円をつけ03年3月の4万円に対する二番底をうち、長期波動を上方転換させた!95年11月に16万2000円買われた後、昨年6月から今年2月まで24カ月移動平均線が下支え、3月から浮上を開始している!日本橋地区開発関連銘柄であり、かつて含み資産評価の買いが流入した銘柄だ。■NTT都市開発(8933)が、3月以来9週間連続で最高値圏での頑強な展開が続いている。今月も急反落した後、切り返し、9カ月連続で月足陽線となりそうだ。

◆きょうは、これまでと全く違った展開になった。東証1部市場の大型主力株人気は失速気配を強めた。しっかり組みは住金(5405)に機関投資家の買いがはいるなど限定的だ。一方、明日のことはともかくきょうは新興市場に売られすぎに対する待望の反動高場面が広がった。連休前の換金売りはきょうで終わった。新興市場のぼろ負け銘柄を掬い取るチャンスではある。

◆が、ここは前日号で記したようにきょうもTBS(9401)をのぞき人気化した放送キー局に引き続き強気で臨みたい、●テレビ朝日(9409)が連日の高値、●テクニカル面が面白いのはフジテレビ(4676)。1月高値29万円突破から次が30万円台、そして32.5万円と順次波状攻撃するパターンにある!●そして、日テレ(9404)もまた、2万円台の上値関門突破から一段上を期待してよさそうだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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