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2009/03/05

◆5日、東証1部市場で日経平均は続伸した。4日の欧米株が大幅高し、NYダウは6日ぶりに急反発するなど、「中国の経済対策頼みの相場」が世界を一周した。これを受け買いが先行する相場が続いた。ただ、後場は、7400円台央でもみ合う展開となった。10時から中国で開幕した全人代大会に向け、前日から追加景気対策への期待が高まった。ただ、温家宝首相は演説で、2009年経済成長目標8%をあらためて表明し、投資を大幅に増加する方針を表明した。が、規模を明らかにせず、追加経済対策は示されなかったことから、午後に上海総合株価指数が一時下げに転じる場面があり、24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)の米株価指数先物が軟調に推移したことから、5日の米国株を警戒し、後場の上値の重い展開につながった。

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◆4日の米国株は、朝寄り付き前に発表した2月ADP民間雇用者数が前月比69.7万人減と2001年の統計開始以来最大の減少となった。が、これは、中国の追加景気対策期待を背景に中国景気対策関連株から急反発となったもの。週末6日には2月雇用統計が発表される。が、ADP民間雇用者数の減少ぶりから、5日の米国株は警戒心が高まりそうだ。

◆国内追加景気対策期待で公共事業の前倒し期待から建設業が堅調展開だが、注目は先に当欄でも小型好業績の好チャート株として紹介していたショーボンドHD(1414)はやはり、橋梁・道路の耐震化関連第一人者としてピックアップし続ける必要がありそうだ。昨年1月にホールディングス化した後、株価は上昇基調を刻んでおり、1月安値では200日移動平均線が、2月安値場面では、75日線が下支えし、高値を追う構えを崩していない。

◆また、昨年10月安値を基点に上昇基調のチャートを描き、連日で昨年来高値を更新しているNIPPO(1881)、同様に昨年10月安値86円からきょうの233円昨年来高値まで戻してきた日道路(1884)など道路株がもう一段上の相場を期待できそうだ。といっても、日道路の上昇ピッチは急で、高値を掴んでしまいそうだが、同社株を22%保有する清水建(1803)とダイオキシン汚染の土壌を浄化する技術を開発しており、「ヒートアイランド現象」緩和に貢献する道路舗装材を開発しており、年内の実用化を目指す。加えて、みずほFG(8411)関連株として注目との声も聞かれる。

◆日産自(7201)は09年4−9月期の世界生産台数を今下半期(08年10月−09年3月期)比10%程度増える見通しと一部マスメディアが伝えた。株価は2月に261円の1970年代央以来の安値に叩かれた。が、きょう75日移動平均線をクリアし、下値切り上げ型チャートとなってきた。主力株が人気となるシーンでは買いに分ありと見る。●気になるのは日電産(6594)。アナリスト評価の高さに株価が付いていけない。需給が悪いのか、永守重信社長のすごさはへたすれば刃となって跳ね返ってくるとの声がきかれるがいかにも臆病な見方というべきであろう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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