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2008/11/11

◆11日、アジア15株式市場星取表はフィリピンの1勝のほかは13敗1停止と下落。東京市場も13時過ぎに日経平均株価が25円安の9056円まで下げ幅を縮小する場面があったものの、結局272円安と急反落。8800円台をかろうじて守った水準で終った。各国独自もしくは各国協調の金融・経済対策に対し、世界の景気・企業業績は少しも猶予できない厳しい現実のなかにある。世界恐慌的リセッションに対し従来型の景気対策が効果を発揮するか?は、結果が透けて見える。中国は、株価が下値波乱していく異常事態のなかで政府が発表した6000億ドルの景気対策がはたして信用危機、経済危機回避に効果があるかは疑問。

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◆日経平均株価の場合、10月10日安値8115円を割り込むことなく(ただし、少々割り込んだとしても誤差の範囲内に収まる)、10月28日の6994円を大底としたいわゆる「逆三尊」底を形成するかがここからの重要ポイント。そして、10月15日高値9601円、今月5日高値9521円を突破した時が中勢上昇波動入りのポイントとなる。この日はTOPIX33業種株価指数中で上げたのはゴム製品の1つのみ。売買代金は1.69兆円と連日で薄商い。東証マザーズ、大証ヘラクレス指数のみ上昇した。

◆直近紹介銘柄は「右肩上がりに転じた、あるいは、右肩上がりが続いている銘柄」を紹介することが多い。前日、5連騰で7.4万円、26.3%の上昇となったセブン銀(8410・ジャス)や年初来高値を更新したリソー教育(4714)はさすがに急反落となったが、プリマハム(2281)は1円安と頑強な展開となった。この3銘柄は、セブン銀が2月の上場来右肩上がりが続いており、リソーは10月7日の上場来安値1280円から一本調子の上げで3.27倍となり、プリマは9月30日安値106円を基点に一気に前日高値の210円まで駆け上がったチャートであり、ウェザーニューズ(4825)もよく似た格好。CCC(4756)は今年3月の333円まで2年強下げ放しの後、右肩上がりチャートに転じているもの。ショーボンドHD(1414)もHD化前の03年安値511円から右肩上がりとなっており、ネットワンシステムズ(7518)は今年1月安値8.96万円まで長期下落基調が続いた後、右肩上がりに転じているものであり、前号で初紹介の積水化成(4228)は先月28日安値166円まで2年以上にわたって右肩下がりの展開が続いての反転となっているもので、新たな上昇基調入りを開始したばかりと見てよいのではないか、と注目してものだ。

◆きょうは、今年3月上場で介護・医療業界向け人材紹介などをネットを通じて展開するエス・エム・エス(2175・マザ)、04年上場で、今年まで大きく下げてきたパチンコホール向け広告を手がけるゲンダイエージェンシー(2411・ジャス)のここからの注目開始を告げる!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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