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2012/03/06

◆日本株の羅針盤となっているNYダウは2月28日に1万3000ドル台で引けたものの、なかなか、1万3000ドル台に定着できないままもみ合う動きが続いている。日経平均もまた2日に9777円と昨年8月2日以来の高値を付けたが、2月29日の取引時間中高値9866円をトップとし、直近5日間の日足は陰線足が続いており、NYダウとよく似た格好だ。下げ渋りとも見えるが、8日の欧州中央銀行(ECB)理事会、9日の先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出、並びに、米雇用統計の発表を控え様子見気分が強まっている。また、日銀が金融緩和策を発表した2月14日以降に急ピッチで上げてきたことから利益確定売りが出やすくなっていることも上値の重しとなっている。

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◆当欄注目の内需関連株は、中・長期強気姿勢であるが、「明日の相場はきょうではなく明日が決める」。思いがけない悪材料あるいは好材料が飛び出すことは常にあることだ。「相場は順風漫歩だ」と思った時は、既に、売るべき状況を迎えたと考えるべきであろう。上場来初めて2300円台に乗せている大塚HD(4578)は7連騰。ここ11日間の星取表は10勝1敗!ただ、当欄ではまだ目標株価を設定していない。もっとも、先行き安心して取り組むには、一部利益確定売りをすべきであろう。●相変わらず悩ましいのは日マクドナルド(2702)。07年以降、2100円台が大関門となっており、直近もまた、2100円台後半に突入できないでいる。その分、2100円台後半を突破した時、2400円台後半を目指す相場を夢見ることが可能となるのだが・・。●また、内需関連株として注目してきたコスモス薬品(3349)が変わらずを挟み6連騰。13週線、26週線を7週間ぶりにクリアした。九州中心にドラッグストアチェーンを展開するが、08年10月リーマン・ショック時に付けた上場来安値900円を基点に上昇基調を刻んでいる。ただ、昨年8月に4000円台に乗せた後は、好業績割安株というだけでは、もう一段抜けた相場に突入できるほどの人気は生まれていない。フレッシュな材料が飛び出せば、それがGOサインとなるのだが・・!?ウォッチング継続。●ニチイ学館(9792)は逆行高し09年9月以来の4ケタ台乗せ。2月22日付け日経新聞が「介護大手が看護など在宅医療サービスを強化する」と報じた後、円安一服後に内需株物色が強まり、同社株も上値追いが続く。改正介護保険法は4月に施行するが、施設介護の報酬を減額する一方、訪問看護など在宅医療を優遇、報酬を重点配分するとしており、ニチイ学館にはチャンスだ。13年春までに訪問看護拠点を現在の3倍に増やすとも伝えた。足元業績は好調だ。今3月期は3期連続大幅増益見通しで予想PERは12倍台にとどまる。4ケタ相場定着との先高期待も買いを誘った。もっとも、昨年3月の上場来安値545円からこの日1002円を回復も、09年8月の分割後高値1139円が控えるここは「ウォッチング」を継続していくべきか。●花粉症シーズン到来が株価を後押しするウェザニュズ(4825)が長期相場を示唆する200日線を一気に突破。ただ、動意が遅れた分、様子見すべきか。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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