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2012/04/13

◆前号で記したメッセージ(2400)は、昨年にかけての当欄注目株、繰り返し紹介してきた銘柄だ。前日、株価は暴騰、一気に1.8万円強上げたことで当欄で取り上げた。さすがに、きょうは寄り付き直後に3800円高の28万4100円を付け連日で年初来高値を更新したものの、その後、利益確定売りに下げに転じた。今しばらく、調整が必要であろうが、改めて、ここから買い場を探していきたい。同社は有料老人ホームや介護付き高齢者専用賃貸住宅事業「Cアミーユ」を展開する。業績は前12年3月期まで3期連続で2ケタ前後の増収かつ経常増益(前期は推定)と収益が急拡大中だ。そして、今年3月には在宅介護大手のジャパンケアをTOB(株式公開買い付け)で取得。今月6日には、(株)ナミキと、「サービス付き高齢者向け住宅事業に関する業務提携した」と発表。従来「Cアミーユ」として展開してきた同社の「介護付き高齢者専用賃貸住宅」事業が一段と拡大するとの期待感から人気となった。

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◆ポイントは、介護制度の変更に伴って、業界の動きが急となっている。昨年、「高齢者住まい法」が改正され、バリアフリー構造や日常生活に必要な生活支援サービスを完備した「サービス付き住宅(サ付き住宅)」の登録制度が始動した。サ付き住宅は慢性的に不足している介護施設に替わるもので、従来の介護付き有料老人ホームなどと比較し低価格、安心かつ安全な住まいの提供が可能となる。今後10年間で約60万室の整備が目標とされているという。そして、同社が手掛けてきた「Cアミーユ」事業すなわち「介護付き者専用賃貸住宅」が「サービス付き高齢者向け住宅」にあたり、既にそのノウハウを豊富に積み上げてきた。■そして、「サ付き住宅」を定着させるため、これまで「Cアミーユ」事業で培ってきたノウハウを活かして、今後、年間40棟ペースでサ付き住宅「Cアミーユ」を自社開設する計画。そして、同社が生活支援サービス並びに介護サービスを担当し、ナミキが設計・建設、賃貸・ビルメンテナンス、営業活動を行ない、両社の強みを活用。今後、首都圏を中心に年間約5〜10案件で業務提携し展開していく計画という。■同社株価は昨年12月に22万7300円まで下げ、長期相場を占う52週線を大きく割り込んだ。再び、52週線を回復したのは今年2月。その後、52週線沿いに下値をゆっくりだが切り上げてきた。前日の暴騰が短期的には株価をイレギュラー化させる可能性はあるが、制度変更をバネに従来以上に業容拡大が可能となることを背景に、改めて、「買い」ウォッチングを開始する。

◆「介護」から「看護」の流れがあるなか、ニチイ学館(9792)では、居住系の介護サービス拠点増を計り、自社の看護師を4000人に倍増する計画を持つとの報道があった。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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