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2013/12/13

◆日経平均株価は前日比61円高の1万5403円と4日ぶりに反発した。11日の米国市場では、発表された11月小売売上高が市場予想を上回ったことから、米FRB(米連邦準備制度)が年内にも量的緩和策縮小に動くとの見方が広がりNYダウは3日続落し円は反落した。その流れから、東京市場では前日に続き円が売られ対ドルで2008年10月以来ほぼ5年ぶり安値となったことから、自動車関連や精密機器など輸出関連の一角が上昇した。加えて、この日がメジャーSQだったことから日経平均先物主導の展開となり平均株価は上昇した。しかし、TOPIXは小幅に3日続落した。日経平均指数採用銘柄は値上がり銘柄数102に対し値下がり数は106とわずかに劣っただけだが、全銘柄では値上がり数495に対し値下がり銘柄数は1145と大幅に上回り、全33業種中21業種が下落した。平均株価主導の動きのなか全般相場は芳しくなく、SQ算出日という特殊事情がいびつな相場を演出したといえる。

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◆さて、前号で大きく取り上げたMUTOH(7999)は買い先行も反落で終了した。しかし、3週連続陽線で終了し、8月に付けた年初来高値573円をにらむ格好となった。もっとも、この後、ジリ貧展開となれば、「三尊天井」と呼ばれる形になってしまうのだが・・。実は、12日の米国市場で3Dプリンター製造・サービス大手の米3Dシステムズ株は前の日比3ドル高の80.36ドルと1日挟んだだけで80ドル台を回復していたことから、きょうはいけるかな?と思いつつ出勤してきたのだが・・。朝高で終ってしまった。この日に限れば、3Dプリンター関連株のひとつ群栄化(4229)の動きの方がよかった。7月高値後、11月まで下げて、目下、中期相場を示唆する26週線突破に6週連続もがいているところ。3Dシステム関連の主役はMUTOHとみて良いが、群栄化も26週線クリアとなれば、テクニカルな買いを示唆するとみて注目してよさそうだ。まあ、2銘柄掲げるよりも、MUTOHを先攻すべきと思うが・・。

◆前日に「株探検隊Kabutan」サイトには記事をアップしたが、このサイトに書けなかった銘柄が3度目の挑戦で5月に付けた年初来高値を更新した。セーレン(3569)である。1990年代、まだ証券にいた時代だが、福井の本社工場に出かけたことがる。その頃から、川田達男現会長兼社長が育ててきた、双方向型のデータ通信によりリアルタイムでの企画・生産が可能な独自のデジタルプロダクションシステムであるビスコテックス事業が中核となり成長してきた。前期の2ケタ経常増益に続き、今14年3月期連結経常利益は10月末に増額修正され、前期比35%増と伸張見通しとなり、09年3月期に記録した過去最高の79.4億円が見えはじめた。そして、PERは14倍台と万年割安感の中にあったことから、久々に、同社を注目し始めたばかりだ。年初来高値を更新したばかりだが、26週線と52週線沿いの上昇基調を刻んでいるここからウォッチングを開始したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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