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2015/04/14

◆日経平均株価は前日比3円22銭高の1万9908円68銭と3日ぶりに反発した。分足ベースの日経平均チャートでは、10日の取引開始後間もなく3分間弱ではあるが15年ぶりに2万円台回復場面があった後は、短期的な達成感もあって利益確定売りに上値が次第に切り下がる展開となっており、この日も売り先行でスタートした後に切り返すも20分強で止み後場後半まで上値が切り下がる形で大引けだけちょっぴりプラスを確保したぞといった格好となった!?●証券時代に何度か取材したサカタのタネ(1377)が続伸し2000年7月以来ほぼ15年ぶり高値2181円(前日比83円高)を付けた。前日取引終了後に発表した2015年5月期第3四半期累計(14年6月〜15年2月)連結決算は、売上高が前年同期比7.0%増の405.18億円、営業利益33.3%増の44.47億円と増収大幅増益となり通期予想に対し既に97%弱に達した。海外で新興国を中心に野菜種子や花種子の需要拡大が続いており全体収益を牽引している。通期業績予想は従来見通しを据え置いたが第3四半期時点の進捗率は96.7%に達していることから上方修正期待が買いを誘った。調整色を強めた場面で拾いたいが、さてどうか・・。

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◆賃貸マンションなど不動産物件のサブリース事業を手掛ける日本管理センター(3276)が大幅反騰し、3日に付けた年初来高値(株式分割考慮では最高値)を更新し2000円が目前となった。前日発表の3月度管理戸数が前年同月比8803戸(17.2%)増の5万9999戸と伸び、1月の14.4%増、2月16.6%増と販売戸数が伸長し、増加率の伸びがさらに拡大していることから利益確定売りなどが出やすくなっているものの、突っ込み場面も待ちつつ来月の月次発表を待ちたい。■ソニー(6758)が高値引けで9連騰した。3750円は08年9月以来の高水準。増額修正期待が背景という。大和証券では今週、今期営業利益予想を前期比2.08倍の550億円、今16年3月期は前期予想比7.45倍増の4100億円と予想しており買いが向かったようだ。大和はレポートで、「成長の柱となるデバイスはスマートフォンに搭載する積層型CMOS(相補性金属酸化膜半導体)イメージセンサーと呼ばれる画像センサーの需要が強い。2月現在月産約6万枚の生産能力を16年6月末までに8万枚増強と発表したが、今月7日にはさらに追加で7000枚分の増産を発表。今後は車載市場など用途拡大に期待したい」と記している。今月末30日が決算発表日だが好業績発表を期待する声が多いという。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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