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2015/03/19

◆日経平均株価は前日比67円92銭(0.35%)安の1万9476円56銭と3日ぶりに反落した。前日に約15年ぶりに1万9500円台回復と節目をクリアしたことでひとつの達成感があったうえ、円が取引時間中に対ドルで6日以来の119円台を付けるなど円高・ドル安が進んだこともあり当面の利益を確定売りが広がった。ただ、10時前には下げ止まり、後場後半には円が上げ渋ったことから1万9500円台を回復する場面があるなど下げ幅を縮小する場面もあった。出来高は22.66億株と2日連続で増加し、売買代金とともにSQ算出日だった13日以来の高水準となった。18日の米国市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表から、米FRBが「利上げに辛抱強い」という言葉は削除したものの利上げを急がないと見方から、NYダウが急反発し5日以来の終値1.8万ドル台を回復した。 業種別株価指数は24業種が下落し9業種が上昇と3日ぶりに下げが勝り、銘柄別では1283銘柄が下げ、471銘柄が上昇し10日以来7日ぶりに値下がり数が勝った。業種別値下がり率1位は水産・農林業で1.80%の続急落、2位銀行は1.79%安と前日の2008年10月以来の終値高値から反落。3位その他金融、4位食料品、5位保険1.22%安と5業種が1%超の反落となった。一方、値上がり率1位はその他製造の3.35%高、前日に大きく買われた任天堂(7974)が2020円(11.8%)高の1万9100円と大幅続伸して押し上げたもの。2位紙パルプ0.68%、3位不動産0.67%、4位サービス0.41%、5位には石油・石炭が0.27%の続伸。NY原油先物は8日続落し1バレル43.46ドルと6年ぶり安値となったものの、9日の昨年9月末以来の高値から前日安値まで大きく下げていたことから改めて売る動きは乏しく押し目買いが向かったという。

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◆ファナック(6954)が3連騰し1978年上場来高値を連日で更新し(上場初値は1900円=権利落ち修正後429円)、一時2万8000円台乗せ場面もあった。13日に「4月に株主との対話窓口を設ける。増配、自社株買いを検討」と報じられた後は、同社の株主向かう姿勢に期待した買いが広がっているとの指摘もあった。■ファンコミ(2461)が小幅続伸した。17日に2月の月次公表が嫌気され大幅続落となった後とあって、買い戻しなどが入ったという。長期的な同社月次トレンドを知る単体ベースでは、2月は前年同月比9.3%増と12年春の増収率急上昇開始以前の水準に後退した。株価は昨年3月に最高値を付けた後、下降トレンドに転じており、先行き相場に暗雲が垂れ込めた格好でとなっており、先行きは厳しい展開か? 「日本の問屋は永遠なり」著者で証券アナリスト有賀泰夫氏は18日付けメルマガで同社について、「依然連単差は小さいため、単体で見てもミスリードはしないと思う」とし、単体2月度売上高については、「いよいよ12年のスマホによる業績急拡大のスタート時点を大きく下回ってきた。現在PERは16.0倍と並みの会社と同レベルであるが、今度は業績の減額修正の不安も出てきた。業績を理解できる強みと株価だけにとらわれる愚が心底理解できよう」と指摘。「昨年5月度の月次が、それまで1年半ほどの下限ラインである前年同月比50%を切り、6月にはさらに低下したことから完全に決別すべきだ」とした。そして、今回の2月月次公表で株価は900円台まで低下してきたが、ここで止まる可能性はそれほど高くなかろう。これらのことは月次データを真剣にフォローすれば、事前にいくらでも読める話。月次データをフォローしておけば、ある程度決算が読めるため、発表前に対処して株で儲けることができるのだが、本気でやろうという人はなぜかそれほど多くない。」とも記した。企業の月次発表を侮るべからず!であろう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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