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2006/05/19

◆週末19日、平均株価は2日連続で1万6000円割れ場面をみた後、1万6000円台を維持して取引を終えた。18日の米株式市場はナスダック総合指数が94年以来の8日続落となるなど主要指数が続落した。これを受け前日同様に10時半頃までは下げ幅を拡大したが、前日安値1万5914円に対し11円余して下げ止まったことから底割れ回避と安心感が芽ばえた。そして、後場に入り、為替が1ドル111円台と円安にぶれたこともあり、朝の寄り付き前に発表された1〜3月期GDP(国内総生産)が5期連続プラスとなっていたことを思い返し9日ぶり反発の2部市場、新興市場とともに上げに転じた。ただし、次ぎの物色の中核が何かが不明であり、1部市場は先物に主導される形での鈍い戻りとなった。一方、ここまで個人投資家の損を承知の売りが続いてきた新興市場は3市場とも値上がり銘柄数が値下がり数を大きく上回り上げ幅を拡大した。■平均株価は今週末、昨年6月第3週に週線が26週移動平均線を上抜いて以来、初めて26週線を割り込んだまま終った。既に、日足ベースではこれまで主要な下値サポートラインとなってきた75日線を割り込んでから5日経過した。26週線割れが中期調整の合図かそれとも目先底入れのサインなのか判断がつきかねる。ちなみに、きょうのアジア・太平洋地区の主要株式市場の動きはきのうまでと違い明暗が分かれた。東南・西アジア市場が下げ、日本、香港、韓国、台湾、中国の東アジア市場は反発に転じたのだ。注目度が高まったBRICs4カ国のひとつインドではSENSEX指数が1年前の6500ポイントから先週の高値1万2600ポイント前後までほぼ株価は倍加した。が、きのうの6.76%下落に続ききょうも3.98%の大幅下げで1万1000を割り込んで終った。週明けの東京市場は?やはり東アジアの動きと重ね合わせ週明け以降のリバウンド相場を予想すべきか。いずれにしても、リバウンド局面で買いエネルギーのボリュームを測ることになる。

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◆1カ月近くに及ぶ企業業績発表も週明けにピークを迎える。企業側は今期業績見通しを極めてシビアーにみており、連結経常増益率は従来予想を大きく下回る1%台にとどまりそうだという。これでは、平均株価の上昇余地は乏しい。決算がほぼ出揃った後、6月5〜10日前後に証券調査機関が発表する今期及び来期業績予想で増益率がどうなっているかを待ちたい。■方向が定まらないならば、中長期注目株を丁寧に拾っていくことが一番。まず、イノテック(9880・ジャス)は75日線や日足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を下回ることなく高値から8.7%下落した。が、週足はもう少し調整が続く格好となっている。◎浜松ホト(6965)は今9月期業績予想の増額修正発表をみて、アナリストが一斉に強気のレポートを発表した。週明けは3月下旬から4月下旬にかけて上値ネックラインとなった3700円台の壁に挑む。海外投資家好みの銘柄であり、3700円台を突破できれば、新たな評価の時代が始まる。◎東急(9005)は26週線を割り込んだ。4月の上ひげの長い目先天井足がうらめしい。が、長期強気は継続。◎エイチワン(5989・ジャス)は会社側予想が四季報の今期業績予想を下回ったことが嫌気され下げ相場が続いている。4月27日の亀裂が重い、が、中期強気は不変だ。◎コネクト(3736・マザ)は今月上場来安値更新だが、中期強気を継続。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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