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2013/09/04

◆三菱食品(7451)が8月9日の戻り高値2774円を更新し、同時に、中期相場を示唆する26週移動平均線を2週間ぶりにクリアした。そして、4月付けた2006年7月以来の高値3145円挑戦が始まったとテクニカルは示唆している。日本に問屋などは必要ないといわれて久しいが、コンビニエンス・ストアや生鮮食品スーパーなど流通の成長を下支えするのが同社を筆頭とした加藤産業(9869)、伊藤忠食品(2692)など食品卸売業。なかでも、卸売トップの三菱食品は当欄の長年の注目銘柄。前3月期は5期連続経常増益(4期連続2ケタ増益)から、増収5%減益と一息ついた格好となったが、今期は伸び率こそ鈍化するも増収増益予想。1999年の上場来高値7400円からリーマン・ショック時に1200円まで下げてようやく底入れ、東日本大震災発生の11年3月安値1460円を二番底とし、日本の流通業を下支えする主役を評価した相場がなお続いていくとみてよい。■また、加藤産業は株価2000円台前半の壁は厚いが、中期相場を示唆する26週移動平均線を3カ月ぶりに割り込んできたここから、プラスかい離を回復することが出来るか?どうかがテクニカル面でのポイントとなる。

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◆同様に、少し長めの銘柄として大阪大発のバイオベンチャー・総医研HD(2385)・東証マザーズのウォッチングを開始しよう。医薬品臨床研究の支援業務は受注増が続いていているが、昨年来、新聞、ファッション雑誌、各社テレビ局・・などに相次ぎ紹介され、マスコミ露出度が高まってきた疲労回復物質「イミダペプチド」の注目度が急上昇中なのだ。1日のTBS番組「夢の扉」(5日BS−TBSで再放送)でも紹介された。筆者が最初に飲んだ時は「飲みやすくておいしい」といった類のものではなく、なんだこれ?といった感じだったが・・、飲み続けるとクセになる!?■同社株が新規上場した2000年代前半頃は、大学発のバイオベンチャーブーム時であり、株価は夢のような高値を付けた。が、今やボロボロ・・。同社株も権利落ち修正後でも、03年12月の上場初値3400円に対し、翌年5月には6800円の最高値を付けたものの、09年3月にはわずか49円!12年6月の68円が二番底となり、「イミダペプチド」のマスコミ露出と売上伸張を背景に浮上を開始。5月には580円まで浮上した。しかし、6月には250円と反動安。今春来250円水準が底値圏となっており、下値は固まりつつある?いずれにしても、きょうも、2000年代前半上場のメディビック(2369)などバイオベンチャー株は人気となっていたが、値動きだけに関心を寄せた買いが中心であろう。そんななか、地味タイプとなった同社株だがウォッチングする価値はありそうだ。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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