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2004/12/21

◆値上がり銘柄数1179に対し平均株価はわずか22円高。朝方スーと上がった後はお決まりの小幅上下で本日取引終了。平均株価指数採用銘柄で値下がりが目立つのは薬品株、海運株、ハイテク株の一角。■薬品株は米国で副作用問題などで軟調展開となっている上、前日、武田薬が糖尿病治療薬の開発中止を発表したことが響いている。本欄はマザーズ上場のバイオベンチャー関連株に強気してきたものの、今年はひどい結果となってしまった。メディビック(2369・マザ)は時価総額がわずか87.7億円とピーク比3分の1以下と散々。本欄読者に不明を謝るしかない。ただ、バイオベンチャー株の長期展望「強気」は継続うる。■一方、主力銀行株は海外投資家買いに上昇基調を継続。次期通常国会で外国企業が日本子会社を通じて「株式交換」方式での日本企業買収が可能となる会社法案が提出される。2006年に解禁される予定であり、本欄では本格的な敵対的M&A時代が株価大革命をもたらすものと考えている。既に、米国は長期線略にのっとり2年ほど前から水面下で玉溜め(株集め)を行っているとM&A専門家は語る。さらに実際に敵対的TOBをかけることが可能になる時まで玉溜めを続けるはずだという。例えば、UFJホール(8307・きょう現在時価総額2.9兆円)を三菱東京FG(8306・同6.4兆円)に渡すまじと三井住友FG(8316・同4.2兆円)がUFJへTOBを仕掛け揺さぶりをかけたのは、時価総額の増大化が意識されたもの。日米銀行の時価総額比較をした時、時価総額5.7兆円のみずほFG(8411)を加えてもシティーグループ25兆円(今夏時点でありその後の株高で上昇)、バンクポブアメリカ19兆円(同)に及ばない。銀行は海外からの攻勢に対抗できないのではないかとさえ聞く。まだ敵対的M&A時代前夜ながら、05年相場のテーマとして強く意識される日はそう遠くなさそうである。◎なお、新年前半の注目株アンケートに、筆者はラサ工(4022)を指名した。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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