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2015/07/10

◆日経平均株価は前日比75円67銭(0.38%)安の1万9719円83銭と反落した。ギリシャ・チプラス政権が9日に債権団に提出した経済改革・歳出削減案が、債権者側が先に提示した内容に沿ったものだったことや中国株が一時6%超高場面があるなど大幅続伸展開となったことから、円は対ドル、ユーロで下げ幅をやや拡大する展開となった。後場には2万円に接近する場面もあった。ただ、欧州連合(EU)の首脳会議を12日に控えていることもあり、引けにかけて利益確定売りなどが上値を抑えた。なお、TOPIX、日経IN400指数は3日ぶりに反発した。ギリシャによる改革案提出を受けた債権団との支援交渉への楽観や中国株の上昇を背景に、リスク回避の動きが後退した格好となった。 市場を悩ましてきた「ギリシャと中国の2つのリスク」。ギリシャは、3年間で535億ユーロ(約7兆2000億円)以上の救済融資の確保妥結に向かって動くがさてどうか・・。一方、中国は?マークが消える日はここまでの政府の言動や発表から随分と時間が必要だと思って臨みたい。法を政府が権力者の意志で自由に書き換えることが出来る国のことであり、中国の庶民投資家などには初めてのバブル崩壊のなかとあってかなり遠くなるのでは?甘いエサをばらまき反騰相場を演出したいのかもしれないが・・。

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◆さて、東急(9005)は昨夜のテレビ番組「カンブリア宮殿」でそのおいたちにちらっと触れつつ、創業時代からおこなってきた街作り、都市開発の手法を紹介した。先に当欄でも一部を記した渋谷での「2027年度渋谷街区全体事業開業」に向けた工事も進行中だ。もうすこし、その流れを読みこんだうえで、先行きの流れを当欄で紹介していきたい。26週、52週線沿いの、もしくは、12ヵ月、24ヵ月線沿いの相場を見ながら、全般展開厳しい状況下で拾っていくといった姿勢で臨みたい。●先に記したWNIウェザー(4825)は7日に最高値4370円を付けた後、高値圏での起伏の大きな動きとなっているが、割高感はそれほどなく、引き続き短期反落シーンで拾っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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