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2009/07/10

◆日経平均は急落。前週比236円安の9050円と安値引けで9日続落。10日、欧州株が下げ、NYダウも3日ぶりに反落した。12日の東京都議会選挙は予想されていた線のまま、番狂わせがないまま終った。そして、民主党が第1党となり、自公過半数維持はならず。新銀行問題を抱える石原都知事には厳しい状況。そして、麻生太郎首相は解散を今月21日以降に先送りし、衆院選を「8月18日公示、30日投開票」で実施する方向と。いずれにしても、少子高齢化社会に向けたグランドデザインが未だ描かれないまま、いたずらに首相交代が続く。総選挙はまた、都議会選の延長上での結果が予想される。経済がいつまでたっても足腰しっかりしないなか、政権党の交代が予想される。マーケットが一番嫌う行政デッドアウト懸念がないとはいえない。

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◆10日の米国では、7月ミシガン大学消費者マインド指数が予想を下回り、景気回復は遠いとの懸念が広がった。これを受けNY原油先物(8月限)が一時1バレル=58.72ドルまで下げるなど60ドル台割れ、NY金も反落した。ただ、アナリストがヤフーやグーグルの投資判断引き上げを受け、ハイテク株の多いナスダック総合指数は小幅に続伸した。

◆日経平均は7月1日に付けた二番天井1万86円からきょうの安値9050円まで1000円強下げ、75日移動平均線をあっさりと割り込んだ。下にはきょう現在8853円にある200日線が控えているが、ここまで下げては、通常の場合は、次のリバウンドでも6月23日安値9511円から精一杯で25日線の9735円程度までか。当欄は、引き続き、腰を低くし、買いはせいぜい、上記程度の相場を目標とした目先小幅狙いを基本としたい。

◆各種環境関連株が大きく下げている。流れに棹差すわけにはいかないのが投資、勝負の世界。投げ終わるまでよく待って、出ればいいのだが、投げ終わったよとは誰も知らせてくれない。いろいろ推し量ってそのときを待つしかない。風力関連株の日風開(2766)、日ガイシ(5333)、出光(5019)などは調整完了までは手がつけられない状態。無理して売買する必要はない。風待ちの港で風止みを待つべき時間帯といえる。

◆日電産(6594)もまた7月7日高値6400円からきょうは5770円まで下げてきた。買うのは、米株高を背景とした全般買い戻しが先行する展開となる場面を待つべきか。そのときが一回転狙いのチャンスとなろう。

◆介護関連株星取表は2勝6敗。ニチイ学館(9792)とベネッセ(9783)は大引けはマイナスだったが、一時年初来高値を更新した。上昇組にメッセージ(2400) があったが、調整色を強めていることに変わりはない。11万円台にある200日線まで下がってくれると高値から5万円下とあって買いやすくなる。上昇トレンドがぎりぎり守れる水準だ。●上放れた格好となったのはセントケア(2374)。薄商いがリスクだが、昨年10月の上場来安値1万8240円からチャートも業績も浮上し、浮き上がってきたところ。無人の荒野を行くか?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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