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2013/10/07

◆日経平均は4日続落し9月2日以来ほぼ1カ月ぶり安値圏で終了。米国株はNYダウなどそろって3日ぶりに反発して終了した。しかし、民主・共和の与野党協議は一向に進展がみられないまま、17日の天王山・債務上限引き上げ期限が迫る。株式投資を世間並み程度しているという知人からは、「17日にリーマン・ショック以上の暴落の可能性がある・・・と出入りの証券マンに言われましたがその様な可能性は高いのでしょうか」とのメール。17日という日のことについて記し、買値前後の銘柄はいったん売却し、資金をプールして様子を見てはと世間並みの返信を送った。リーマン・ショック後を待ち続け、やっと、1万5000円台を回復して、6割くらい戻ってきた、やれやれ、と思ったところで、ドンでん返しでは適わない。■せっかくの2020東京五輪も、買い一巡から失速。ただ、このテーマは、高値飛びつき買いの整理が進めば、様々な角度からの見直し買いが入ってくるとみている。首都圏の機能効率化、各種施設強靭化や巷(ちまた)に期待感が高まっているカジノ解禁はあるか?にも興味が湧く。

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◆ショーボンド(1414)は4000円とび台の26週線が昨秋来の下値サポートラインとなってきており、この日は一時4300円割れ場面があった水準であり、まだ、余裕はある。が、市場全般が落とし穴にはまってしまえば、同社株はひとり踏みとどまることはなさそうだ。が、何処まで頑張るか、頑張り抜けば、先高期待がさらに高くなる!●プリマ(2281)は、9月の挑戦もまた26週線に跳ね返された。しかし、昨秋、6月、そして、11年中下値サポートラインとなってきた52週線が191円水準で控えている。相場全体が底抜け状態となった時はともかく、通常レベルの下げではなお52週線が下支えしてくれると見てよさそうだ。●また、筆者が大好きの東芝プラ(1983)も前週末の下げで26週線に急接近したが、きょうは急反騰!残念ながら、JPモルガン証が投資判断を「中立」(ニュートラル)から「強気」(オーバーウェイト)に、目標株価を1300円から1850円に引上げたことが買い材料視されたようだ。「国内外での電力投資家拡や原発再稼働への期待、そして、リニア建設投資といったテーマ性を有していることを高く評価したという。つられて買うよりも移動平均線接近へ一歩引いて臨んでもOKか?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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