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2010/02/12

◆2月第2週末の日経平均は休日前比128円高の1万92円と続伸し4日ぶりに1万円台を回復した。ギリシャの財政赤字解消に向けた動きが前進したとの見方から、11日のNYダウが反発し、欧州株は4日続伸した。ユーロ安は続いたが、東京外為市場で円は様子見気分が強いなかドルに対し3日続落し、輸出関連株が買われた。また、NY金先物、NY原油先物なぢ商品市況が上げ、素材・資源株も上昇した。TOPIX業種別株価指数で全33業種中29業種が上昇した。■ただ、EU首脳会議ではギリシャの財政赤字削減を命じるとしたが、為替市場では具体策はないとの見方からユーロが下落する一方、欧米株式市場では支援合意を好感して買われた・・と受取り方は分かれた。赤字削減に向けた強い要求に対しギリシャが応えることができるかについてはいかにも不透明感が強い。90年代の韓国は、財政不安時にIMFのもと緊縮財政を耐えた。しかし、ギリシャをはじめとした南欧諸国の国民が耐乏生活を受け入れるかは、少々疑問が残り、週明け以降も欧米金融・資本市場を揺さぶる可能性は高い?今週は、市場売買シェア6割の海外勢は買い越したようだが、引き続き、海外勢の動きに注目しよう。本国相場の動きが、東京市場を揺さぶり続けるのだから。

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◆前号で、3次元(3D)テレビ関連株として紹介のエイチアイ(3846)が3000円高で寄り付き、1万5000円高の9万8000円ストップ高で終り、なお、ストップ高買い気配で1344株の買い注文を残した。一方、「足下の大赤字予想、無配転落予想」の有沢製(5208)は反落した。長期線では底値圏から上昇基調に転じつつある銘柄だが、昨年8月高値806円突破でようやく、中勢上昇基調入り確認となる。電子機器向け配線板材料の回復が欲しいが・・。こちらは、しばらくはウォッチングしたい。

◆さて、楽天(4755)がこの日大引け後に発表した前09年12月期連結決算で、営業利益は前の期比20%増となり過去最高益だった。運営する仮想商店街「楽天市場」の利用が増加し電子商取引(EC)事業の取引総額は21%の大幅増となった。旅行予約サイトも2ケタ伸張した。加えて、イーバンク銀行など金融関連事業も堅調に推移した。今期業績予想については引き続き、公表しなかったが、週明けに、利益確定売りが出ても、既に、6万円台後半にあった頑強な上値ネックラインを突破済み。1月29日には7万4300円まで上昇した。確かに、利益確定売りは出やすくなっている。が、ここからの下値サポートインは08年の戻り高値6万7000円台と想定しており、突っ込みあれば拾い、上値追いに入れば追撃買いも「可」と、引き続き中勢「強気」銘柄としている。

◆後発医薬品の製造・販売を展開し始める調剤薬局大手の日本調剤(3341)は、前週の戻り高値シーンで上ヒゲの長いわずかな陽線週足を引いた。今週は、上値こそ追えなかったが、08年10月の上場来安値970円を基点とした下値切り上げチャートを描いている。2000円台とび台で打診買いをしよう。もし、1900円に迫りつつある200日移動平均線近辺に下がった場合は、突っ込み買いラインに到着したといいつつ引き続き注目していきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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