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2009/06/03

◆日経平均は37円高の9741円と6日続伸し、4日連続で年初来高値を更新した。TOPIXは914と8日続伸!米国株が4日続伸し、政府が6月の月例報告で景気判断を2カ月連続で上方修正、「悪化」の表現を7カ月ぶりに削除する見通しとなったことから、高値警戒感は強いものの日経平均は昨年末から年初にかけての7連騰以来半年ぶりの6連騰となった。また、新興市場も活況で、ジャスダック平均指数が9日続伸し、東証マザーズ指数は10連騰。大証ヘラクレス指数は前日に11日ぶり反落したが、きょうは切り返し反発した。

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◆有料老人ホーム運営のメッセージ(2400)は4連騰し、一時15万6700円まで買われ、前日のストップ高から一段高し連日で年初来高値を更新した。ただ、終値は15万円と上げ幅を縮小した。前日の突然の暴騰は、野村証券が1日付けのリポートで、「有料老人ホームの開設余地が拡大している」とし、投資判断「1」(強気)を継続し、目標株価を16万8000円から21万円に引き上げたことが手掛かりだったと判明。当欄としては、上げた理由が分ったことで、有料老人ホームなどを手掛けるロングライフ(4355)の年初来高値後の調整場面と合わせて中期突っ込み買いとしたい。

◆靴の卸で小売店チェーン展開のABCマート(2670)が急反騰し、4月16日の戻り高値2170円を突破、2月20日以来の高値に買われた。2日に発表した5月度既存店売上高が前年同月比2.1%増とプラスに転じたうえ、全店売上高が20.3%の大幅増で連続2ケタ増と好調に推移したことが好感されたものだ。200日移動平均線を回復した後、5日間の高値もみ合いを経て、この日に上値をとってきた。2000円割れで底練りした後の反発であり、PER17倍水準には割安感が強い。昨年後半の急騰相場から年明け一転急落相場を演出したのは海外投資家だが、今回は、じり高基調程度の上昇相場を想定し、戻り相場に付き合いたい。

◆1日紹介の出光(5019)は1日タイミングが遅れてしまったが、「上場来初めての相場だから大きい」とみて、ゆったり構えて臨みたい。大和証券は今週のウィークリーで「風力発電関連銘柄」を取り上げており、関連銘柄のなかに出光が紹介されていた。「今年3月に風力開発(2766)と、国内外での風力発電事業、蓄電池併設風力発電所の運営、発電所の運転・補修など・・で協定を締結している」という。蓄電池開発や地熱発電を手掛けていることはちょっぴり先に記したが、風力発電が追加されたことで楽しみが増えた。なお、日風開は5月26日から急人気化。30万円前後でのもみ合いから上放れ、2日には39.6万円の年初来高値を付け、昨年の洞爺湖サミット直前の6月27日以来の高値に買われた。利益買う売りが出やすくなっているが、出光応援隊として値動きに注目したい。

◆農薬関連株、鉄道関連株など内外の国策に絡むテーマ株はじわじわ上昇中に買うのがベター。だが、きょうも年初来高値更新銘柄が出るなど堅調展開が続いた。日信号(6741)は年初来高値767円と07年7月下旬以来ほぼ2年ぶり高値・・。買いづらくなった。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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