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2005/05/18

◆米国株が直近反発に転じても東京市場は連動性が消えた感じの辛抱の時となっている。きょうも外資系証券の寄り前注文状況は差し引き1940万株の売り越しだ。これは注文状況であって執行されたわけではないが、その後発表される海外投資家の売買動向を余り裏切ることはない。本欄ではきのう企業業績は、前05年3月期に続き今期も続伸し4期連続経常増益見通しとしたが、新光証券では今期は経常減益に転じる可能性があるという。もし、そうなれば市場にはネガティブサプライズ(否定的な驚き)となる。日経新聞では近く中間発表を行う予定だが、減益転換となれば、いったんこれを織り込みに行く下落相場が予想される。といっても、悲観に走る相場となっており、かえって1万円割れで悪材料出尽くし感が出る可能性もある。3割程度の確率でそう考えておきたい。

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◆かつて原油価格高騰時には、石油産出国であるアラブ諸国のオイルマネーが世界の主要株式市場に流入しおおいににぎわったものだが、近年はそんな話は聞かない。野村証券では16日付けで「オイルマネーの還流は期待薄?」とのレポートを発表。石油価格高騰の恩恵は、中東諸国域内の株式や不動産市場に流動性相場をもたらしているという。最大のサウジ株式市場の時価総額は年初来でも約4割の増加、UAEの株価は年初来で約80%の上昇というのだから、先行き不透明感の強い主要国の株式を今買う必要はないわけだ。

◆本欄中期推奨株のマツダ(7261)は3年ぶりの400円相場入りを目指す展開が続いている。昨年12月の工場火災時に数人のアナリストを除き多くのアナリストは中立以下の弱気投資判断をしたが、今は逆、揃って引き上げや強気の判断。今期は85年10月期以来の経常利益過去最高更新の見込みだ。強気継続。■値上がり率上位に「含み資産関連」仕手株の東日グループ(8291)がストップ高で入る。同業者からのM&Aの気配もあるとの噂も思惑を呼ぶ、5月出来高は1億5千万株。◎きょう反発のヤマタネ(9305)は含み+コメ流通規制緩和関連で、5月出来高2億7千万株超、◎日無線(6751)は一服も含み注目で特定筋介入説、4月2億2千万株、といずれも79年以降の月間最高出来高。この出来高がどんな答えを導くか、単に目先資金がフル回転しただけなのかはやがて判明する?◎片倉(3001)は75日線を大きく下回らなければ大丈夫と判断。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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