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2011/03/29

◆先週金曜日、最寄駅からの帰り道で白い花びらがチラと明かりに浮いた。今朝は、駅までの桜並木でまだ少ないもののあちこちにサクラの花びらが競い始めた。残念ながら、今週末に予定されていた我が商店街のサクラ祭りは中止となった。ひところに比べ寂しくなった商店街には数少ない客寄せの機会なのだが、気分はそれどころではない!?■梅は1本の木に2〜3万の花が咲くという。ひとつの芽からひとつの花が咲く。一方、サクラ(江戸時代に人によってつくり出されたソメイヨシノを代表に)はひとつの冬芽から3〜5つの花が咲く。そして、1本のサクラの木はタイミングを合わせ、10万以上の花を咲かせるという。咲くタイミングが同時なら、散るのも同時だ。筆者故郷の今は西条市となった山村では国道沿いに「桜三里」と呼ばれる桜並木が続き、中学校までの5キロの道を往復したものだ。そして、山の中に入っていけば、山桜が葉を先に広げた後、花を咲かす。山の西側斜面に横になれば、ポカポカ陽気のなか、国道沿いの桜並木と山の桜を同時に見渡せたものだ。その山村にはもう人はほとんどいないという。山桜は代替わりして咲いているようだが、桜三里は復活運動がなかなか広がらないとも聞いた。今年こそは、何十年ぶりの帰郷が叶うか?駅に向かう桜のトンネルの中でまた同じことばがもれた・・。

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◆さて、日経平均は前日比19円安の9459円と続落し、TOPIXは3日ぶりに反落した。NY円は対ドルで3日続落するなど円は主要通貨に対し下落した。米FRBが採っている量的金融緩和策を近く正常化する方向に動くとの思惑が広がるなど米欧の景気回復は進んでいる。が、日本は景気回復が鈍いうえ、地震被害や福島原発への懸念が深刻化し円売りを誘った。ただ、3月配当・権利落ち分が約85円あり、実質的には日経平均はプラスとも言える。原発懸念の深刻化に東電(9501)は大引けで130円安の566円ストップ安比例配分で寄り付き、なお、ストップ安ウリ気配で455万株の売り注文を残した。原発処理で苦境が続き、結局は国有化されるのではないかとの懸念が売りを集めた。一方、太陽電池発電、風力発電など代替エネルギー関連の拡大政策を打ち出すのではないかとの見方から、震災復興関連低位株を買い直す動きや代替エネルギー関連株を物色する動きが続いた。また、円安を背景に電気機器、精密機器が上昇し機械、輸送用機器の下げは限定的と輸出株も頑強な動きだった。

◆代替エネルギー関連株では、愛媛・松山に工場を持つ太陽電池製造装置のエヌピーシー(6255)がきょう15%近くの大幅反発だ。15日に1070円の上場来安値を付けたばかり、そこからきょうの2068円高値にいたる過程で、18日付け当欄で「ポスト原発として今週大陽線!6週線から52週線をまとめて突破した。100株だけ打診買いし、様子をみたい」と記したきりで、前週も移動平均線を下支えとし、今週に相場をつなげていたのに、フォローの記事がなかったのは無念。上場来安値から這い出し、上昇基調に乗った銘柄。かつ、前期の大幅経常減益から今期倍増予想。「買い」ウォッチングを継続しよう。●ただ、全般相場は、原発事故処理に光が射し始めるまで、「買い」は控えるべきであろう。打って出るなら 非原発関連エネルギー株の短期売買か。または、自分の中長期注目株の突っ込み場面を拾い続けるかであろう。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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