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2012/10/22

◆日曜日の朝は、東急蒲田駅で電車を下りて10分足らず歩き、京急蒲田駅で乗り換えひとつ先の雑色駅に向かう。数年前まで20年間強、マウンテンバイクで15キロ弱?の我が家から雑色の教会まで、環七を走りかよっていた。しかし、マウンテンバイクがつぶれる前に、筆者の体力が落ち、3カ所の登り坂が厳しくなったことから。その後、電車で通うことになったもの。21日、いつものように、京急蒲田駅に向かって最後の角を左に曲がったのだが、前週まであった入り口はもうなかった。ほかの人たちと一緒に、新しくなった入り口に向かったが、まだ、工事中の場所やシートなどが残っており、戸惑いつつ電車が走っている上の階に向かった。■何故、迷ったのか?京急が手掛けてきた京急本線と空港線の上下線とも全線高架化がようやく終了し、21日始発から筆者が利用する京急蒲田駅と雑色駅など5駅の(先に供用を開始していた登り線に続き)下り高架ホームも使用が始まったのだ。かつては、環八や第1京浜をはじめ28の踏み切りが横切っており慢性的に渋滞していたが、「2000年12月に事業着手」してようやく全駅で完成したのだ。それにしても、既存の鉄道網を長期にわたって止めることなく工事を続けることは、さら地の上に新設するのとは違い、いかに厳しいものかが、実感的によく分かった。エスカレーターやエレベーター、階段が少しづつ姿を表す過程を見るのは面白かった。次の日曜日は間違えたりきょろきょろしたりすることなくホームまで上がっていけそうだ・・?

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◆さて、前週末のNYダウは200ドル超の大幅続落で、欧州株はそろって反落。ただ、あのギリシャだけが7連騰。11日の直近安値289.7ポイントから7連騰で12.1%高の324.8(12.1%高)まで上昇した皮肉・・。■東京では、日経平均が前週末比8円高の9010円と6日続伸した。19日の米国株安は、主力企業の決算が相次ぎ市場予想に未達となったことが嫌気されたという。欧州株もまた、18〜19日に行われた欧州連合(EU)首脳会議で「スペインへの金融支援への議論が進展しなかった」ことから反落した。東京でも厳しい企業業績が嫌気され売りが先行した。しかし、午後に入り外為市場で円安に転じたことから、自動車関連、その他製品が上げに転じ、不動産、銀行など金融・不動産関連や建設、水産・農林業、サービスなど内需関連の一角が上昇。日経平均株価は尻り上がりの展開となった。

◆前号に記し、20日開催の株式セミナーで紹介されたなかで、インタスペス(2122)が急反騰し5日の年初来高値8万8500円に急接近する場面があった。スマホ向けアフィリエイト広告事業の拡大を追い風に、去る8月に12年9月期連結経常利益予想を従来比24%増額すると発表。9月以降、業績好調なスマホ広告関連株として紹介してきたファンコミ(2461)が好人気となり、この日一時16万4000円と大幅続伸し、10年4月以来の高値をつける好展開となったことから、同社株にも「出遅れ感の強いスマホ広告関連株」として見直し買いが流入した?株価の上昇ピッチがスローであることも魅力的。決算発表予定は11月6日1時台。発行済み株式総数は極小とはいえ、株価は09年1月の過去最安値を大底に浮上、スローペースではあったが長期上昇基調を描いている。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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