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2010/04/27

◆日経平均は前日比46円高の1万1212円と続伸し、TOPIXはわずかながら3日続伸した。26日の米国株式市場では、企業決算好調を受け買いが先行したが、金融規制改革法案の審議開始を控えて金融株が下げを主導し、NYダウはわずかに上げたものの、SP500種指数は反落した。東京市場も朝方は好業績発表銘柄や増額修正を買う動きが広がったものの、若干円高基調だったこともあり利益確定売りが上値の重しとなり、日経平均株価は小幅安で推移した。しかし、後場、13時半頃にファナック(6954)が発表した前2010年3月期連結決算が予想を上回ったうえ、今11年3月期については上期連結業績予想のみ開示したが、前年同期比大幅増益見通しだったことから急騰。業績が好調な輸出関連株物色の動きが広がり、日経平均はプラスに転じ、大引けにかけ上げ幅を拡大した。

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◆日経新聞に掲載される225種株価収益率(PER)は企業の決算発表と日経平均株価の動きにあわせて毎日上下するが、1株利益予想がようやく上昇ピッチを早めてきた。26日現在のPERは32.28倍だが、かつての成長盛りの時代ならばなんとか「日本だから」と許されても、デフレ・低成長時代の現状にはまるでそぐわない高水準だ。しかし、26日の予想1株利益は345.9円だが、4月1日の326.1円から上昇しており、今年大発会時の294.8円からは17%の上昇だ。連日の好決算・好業績予想発表を受け、1株利益はこれからさらに積み上がっていくはず。225銘柄の最終利益が前期比3割増となれば、1株利益は400円台へと上昇する。その時、現状株価水準だと予想PERは30倍台を割る。海外並みの20倍割れのPERとなるには、ここからいくら1株利益を積み上げればよいのか?20倍割れは今では夢の数字だが・・。

◆川重(7012)が一時298円まで上昇し7日連続で年初来高値を更新した。26週線や52週線をはじめとした<移動平均線沿いの下値切り上げ銘柄>に感謝!短期的には300円接近のここから利益確定売りなどが出やすくなる。同社の場合、長期的には、米国を中心とした海外での高速鉄道整備に絡むことから、強気の姿勢を継続するが、ここから買い急ぐことは無く、300円前後で買い方がどう息つぐか様子見したいところ。勢いにつられての買いは避けるべきか。●また、5月7日に決算発表予定のナブテスコ(6268)も13週移動平均線や75日線で下げ止まりつつある。高速鉄道関連銘柄であり、3月末の年初来高値から調整が続いてきたが、1200円前後から拾っていくべきか。●スクリーン(7735)も549円まで上昇し4日ぶりに年初来高値を更新した。今週で6週連続の週足陽線を引くことになる。が、先にも記したが500円台前半は「買い」と捉えており、高値飛びつき買いは避けたいものの、決算発表の5月10日までに下振れることがあれば、拾いたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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