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2009/03/02

◆2日、東アジア5市場中で上げたのは、5日に第11期全国人民代表大会開幕を控えるという事情のある中国(上海総合指数)が3日ぶりに小反発したのみ。あとの4市場は東京市場をはじめ2.8%〜4.1%の大幅下げで終った。世界不況・金融不安・企業業績悪化懸念を背景に、(昨年10月に底打ちした後、上値を試す動きが続いている)中国を除くいずれの国の主要株価指数とも右肩下がりの相場から抜け出せていない。

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◆株価に影響ある今週の注目イベントは、欧米金融機関の決算発表が相次ぐことや、3日の米国内自動車販売台数、4−5日の英中銀金融政策委員会と5日のECB政策金利発表、米2月チェーンストア売上高、そして、6日の米雇用統計発表(失業率市場予想は7.8%、1月は7.6%)。

◆証券・商品株の値上がりをけん引した野村HD(8604)だが、これは、27日に、公募価格の値決め日を従来の「3月9日から」を「3月4日から」と繰り上げる方向に変更したことから、これまで「公募発表は売り」とし、売ってきた海外ファンドなどが買い戻すとみた思惑買いやファンドの買い戻しが先行した。

◆当欄では、「景気後退、企業業績悪化が止まず、日経平均株価の右肩下がりが続く今は、日本代表企業で指数を形成する主力株を買う時ではない」、「業績は先行き好転が見込め、相場は長期低迷後、中勢二番底入れを確認した銘柄から選ぶ」ことを基本としている。「下値ネックラインに到達した後、頑強展開となり、再び、上値を目指す好展開となったところから買う」スタイルを重要視している。もちろん、後退戦が続くなかでは、下値サポートラインを割り込み、下放れる銘柄も多く、なかなか、うまくはいかない。が、次善の策としてみる。

◆筆者09年公式注目株は、セゾン情報(9640)だ。が、上値が切り下がる決してよいチャートではない。しかし、昨年12月後半以降、52週移動平均線に絡んだ動きを続けており、前週の急騰で再び52週線を上抜いた。きょうは、早速裏切り!急反落だが、前週は、2週連続で26週線に下支えられての反発であり、クレセゾン(8253)傘下の予想PER7倍弱、PBR0.86倍銘柄として、引き続き、26週線接近場面があれば拾いたい。昨年12月戻り高値682円突破となれば、「2月安580円が昨年10月大底に対する二番底の確認」であり、中勢上昇基調入りが鮮明化する。

◆昨年後半相場で注目したCCC(4756)は昨年12月に950円の07年2月以来高値を付けた後、下げに転じた。が、前週、昨年10月に下値サポートラインとなった52週線に急接近したところから反発。700円台回復を目指す展開となっている。提携カードが大幅に増えた結果、個人消費低迷下も業績は順調。PER割安感があり、52週線に絡むこの水準から押し目を狙いたい。

◆昨秋から、「好き嫌いでいえば、好きではないが」チャートから推奨としたイーアクセス (9427)はADSL事業大手で携帯事業を展開するが、新たな高速通信事業への参入が期待される。相場は、25日線沿いの水準訂正高が続いており、きょうは、5000円高の6万5100円とストップ高となり、号砲第2発目が聞こえた?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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