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2012/08/01

◆日経平均は前日比53円安の8641円と5日ぶりに反落。1日の米公開市場委員会(FOMC)声明発表待ちと2日の欧州中央銀行(ECB)理事会待ちのなか、この日午前に中国が発表した7月製造業PMIが、製造業活動の拡大を示す50は上回ったものの前月から低下、拡大ペースが8カ月ぶり低水準となったことから、前日に上期純益を一転減益予想に修正したコマツ(6301)が年初来安値を更新し、ファナック(6954)やナブテスコ(6268)など幅広く中国関連銘柄が下落。欧州では仏大統領と伊首相の欧州中央銀行(ECB)による国債購入を求める動きに対し、ドイツは頑なな姿勢を崩さず欧州債務問題がなお不透明との見方から輸出関連、素材・資源関連など景気敏感株が下落した。■1日付けブルームバーグ・ニュースでは、「モンティ首相は欧州各国の首都を巡り、支援をそれぞれ言明している首脳らに集団で行動をおこすよう促し」欧州歴訪を続行中と報じた。首相は「イタリアが欧州の救済基金とECBによる同国国債購入を求める可能性があると語った」といい、「欧州金融安定ファシリティー(EFSF)や欧州安定化メカニズム(ESM)、ECBのさまざまな組み合わせによる介入の可能性を考えている」と同首相はいい。そして、「イタリアが救済を必要としていないことを強調した」という!?優雅なバカンスをたのしむ首脳がいる一方、イタリア国債のジリ高を押さえるべく汗を流す旅に出発した首脳がいたのだ。結局は欧州連合の核、ドイツがECBによる債券購入をOKするかどうかが鍵という図に変わりはなさそう。メルケル首相の連立相手は債券購入に異議を唱えたとは7月30日の報道。コマツだけでなく、ファナックは下げ幅を急縮小させて終ったが、制御装置の大手で当欄注目株のひとつ、産業用ロボット関節用で高シェアを有すナブテスコは222円安の1503円と5日ぶりに大幅反落した。一時1406円まで下げて7カ月ぶり安値に沈んだ。昨年4月に2126円の上場来高値を付けた後は、上値が切り下がる格好となっているだけに、投資判断は「見送り」とし、どこで下げ止まるかを注目しよう。

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◆世界経済減速下、当欄は内需関連をメインとしてきた。が、欧米の動き次第の外需関連セクターも併せて見続けていこう。この日も青空を登ってゆきウェザニュズ(4825)は上場来高値を更新。日常生活に欠かせなくなった気象情報だけでなく、海運向け海上気象が伸張し予想PER17倍台割れはなお買い余地大と見ている。●薄商いが続いているからこそ、今からぼちぼち拾っていきたいのはアフェリエイト広告仲介の大手のファンコミ(2461)。「スマホ広告拡大で注目される」企業として先に記した銘柄だ。月次売上高が、年明け以降に急速に拡大していることが手掛かり材料であることに変わりはない。来週8日に「6月連結中間決算を発表」する予定であり、数字の出方次第で相場発進の可能性がある。先に発表された6月度月次売上高は前月比8.9%増の12.2億円で、5月度の6.7%成長から一段と伸び率が拡大。3月伸び率8.5%増を上回り今期最高の伸び率だった。と言っても、まだまだ序の口。当欄は中長期銘柄としてピックアップしウォッチング継続としたが、1月安値から下値を切り上げ、7月後半から52週線をクリアして3週目に入るここから、まず、打診買いしスタートしよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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