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2009/02/02

◆2月2日、2月最初の東京株式市場で、日経平均株価は続落した。前週末30日、米国でS&P500種指数が年初から4週連続の週足陰線を描いて終了し、NYダウもまた8000ドルと続落したことや、国内の企業業績が引き続き大幅赤字、減額発表が続いており、主力株から売りが広がった。電機機器など外需関連から金融株など幅広く、売り先行の展開となった。公的資金の買いがいわれ引け前に前週末終値水準まで戻す場面があったものの、最後は失速した。

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◆任天堂(7974)は、各証券アナリストの格下げ・目標株価引き下げが追い討ちとなり、一時連日でストップ安場面をみた。株価は07年11月に7万3200円の上場来高値を付けた後、昨年9月に長期相場を見る24カ月移動平均線を割り込んだ後、下げがきつくなり、10月に06年8月以来安値を付けた。昨年12月には24カ月線を12カ月線が下回る長期線のデッドクロスを示現。今年1月の月足陰線に続き、2月初日に下放れての始まりとなったことから、短期的なリバウンドはあっても、中長期戻り売りの姿勢を余儀なくされそうだ。最大戻り幅で、24カ月線の4万8600円や08年2月安値4万5600円が想定される。その後、昨年10月安値を割り込んだ時、三段下げで下げ相場終了の長期パターンが想定される。このパターンを壊す力は、何よりも、新たな戦略成功、業績底入れが不可欠となる。WiiとDSでの盛り返しでは、戻り待ちの売りを跳ね除ける力強い、新たな相場構築は難しいとみる。

◆小型業績好調株としてピックアップしているのが、犬猫などペット用品消耗品を手掛けるユニチャムペ(2059)。3290円と高値引けで大幅反発し、75日線及び200日線を一気に突破し、東証1部の値上がり率9位となった。前週末に発表した今09年3月期第3四半期単独決算が前年同期比2ケタ増収大幅増益と好調裏に着地し、通期単独業績予想を増額修正したことが好感されたもの。大半の企業が業績予想を大幅減額修正せざるを得ない厳しい状況下、消費者の生活防衛意識が高まっているなかでの増額修正ということが人気のポイント。家族の一員化したペット向け消耗品の支出を控えることはないとの強みを持っており、見直す動きが広がっている1月5日の戻り高値、昨年12月の3440円・・と上値関門が次々待ち受けるが、業績増額を機に一気にクリアすればいいが、逆に跳ね飛ばされるかもしれない注目すべき場面といえる。

◆株価のクセが悪く何度も裏切られ、筆者の思い入れが強いのは科研薬(4521)。今09年3月期予想PER16倍台の後発品関連株だが、26週線に下支えられての下値切り上げ相場が続いており、06年3月以来続く1000円を中心とした長期上値関門突破に向け<押し目を狙いつつ、1054円突破後急伸した場合は、飛び乗る戦法>で臨みたい。上値突破となれば、3年間の保ち合い期間中に溜め込んだ買いエネルギーが沸騰する可能性が大とみるがどうか。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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