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2012/02/17

◆日経平均は1月第3週の週足陽線幅357円を上回る430円の長大陽線を引き、9384円と昨年8月以来6カ月半ぶり高値で引けた。長期相場を示唆する52週線に対するプラスかい離率は2.1%と大き過ぎるほどではない。ただ、騰落レシオ130%など加熱指標もあるから手放しで強気にはなれないが。ギリシャ第2次支援策が見え始めた、米景気指標が引き続き好調を示している、NYダウがリーマン・ショック直前の2008年5月以来の高値をつけた、そして、円が対ドルで11日続落し、政府・日銀が円売り介入した昨年10月31日以来の安値水準となったこと・・が買いを誘った。輸出関連など景気敏感株を先頭に幅広く、先高期待の買いが膨らんだ。前週まで、少なかった投資家からの問い合わせの電話がにわかに増えたとは証券営業の友人。

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◆日経平均は昨年8月暴落直前、7月末終値9833円にまだ450円ほど未達だが、NYダウは16日には08年5月以来の高値!今朝のテレビ・ニュースでは「米GMが2年前の破綻から一転、11年12月期の純利益が14年ぶりに過去最高となった」という!!工場閉鎖、一時解雇などを実施せざるを得なかった同社が、従業員に7000ドルのボーナスを支給したと・・。北米の販売台数が伸び、中国市場を中心とした新興市場の好調で、欧州の落ち込みをカバー、世界販売台数は3%増加した。二人乗りの電気自動車の販売も好調だったと伝えていた。日本の自動車株、電気株はこの日上昇した。が、直近で大きく下げたことに対する反動高以上の上げとなるかは、まず、短期線の25日線や6週線突破、そして、中期線の75日線、26週線挑戦とハードルをクリアしていく必要がある。

◆電気セクターでも、企業のおかれている状況次第で株価水準は大きく異なる。●日立(6501)は数年前に社会インフラ関連事業へとシフト。今3月期純利益予想は16%減益だが2000億円を確保。昨年8月第1週以来の52週線へのプラスかい離を回復。昨年10月以降、何度も挑戦し跳ね返された同線を5.5%上回った。●7800億円の赤字転落予想のパナソニック(6752)は3日に582円の1978年以来の安値を付け、きょうは26週線に2円だけ足りない水準の707円で終了。●2200億円の連続赤字予想のソニー(6758)は昨年11月に、筆者が証券会社に入社した年、取引所内の場立ちとしてソニー株など売買注文を取り次いでいた1969年前後以来の安値1253円を付けた。今年2月に1267円の二番底を打って4週連続週足陽線かつ2週連続26週線へのプラスかい離回復。ただ、先にソニーについて10年以上前に厳しい見方をしていた研究員の話を記したが、80年代のソウルでは同社製テレビは韓国製の倍近い価格でも売れた。が、今や、日本の企業が開発は無理だとあきらめ、開発を中止した大型有機ELテレビで韓国LGは日本進出を図る時代。ソニー株は全く違ったサプライズのある分野で新製品が登場しなければ、未来はない?アナリストはシャープ(6753)に対しもっとも厳しい見方。

◆マクドナルド(2702)は2週連続陽線で全週足移動平均線を上抜いての週末だ。また、●「丸亀製麺」のトリドール(3397)は週明け20日12時半頃から日本テレビ系列「ヒルナンデス」で取り上げられる。10日まで買われた後だが、注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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