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2005/09/29

◆売買代金は3.28兆円と過去最高更新!出来高は21日の36.99億万株に次ぐ史上2位の36.05億株。企業業績好調、景気踊り場脱出、デフレ脱却近し・・を背景に、慎重姿勢を続けてきた国内機関投資家は「(株式を)持たないリスク」を感じ始め、コア30銘柄などに探り買いを入れる。が、姿勢は及び腰、目先資金がフル回転を利かすなか動きは鈍いという。一方、海外投資家やここまでの相場で稼いだネット経由の目先資金はリスクをとりやすくなっており、高値更新銘柄を積極買いする。本欄は繰り返し「利食い千人力」といい、中・長期強気姿勢は不変だが、週明け10月3日の日銀「短観」発表で好材料出尽くし感から、いったん短期調整期を迎える、と見ている。しかし、9月の市場エネルギーのすさまじい迸りは、そういった見方を吹き飛ばしてしまう勢いがある。注意すべきは、市場がヒートアップし総強気となっている場面では、鳥が一羽飛び立っただけでパニック状態に発展する可能性を否定しきれないこと。さて・・。

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◆次に迎える短・中期調整期だが、日柄調整はそれほど遠くないと見ているが、値幅調整では、最大1割程度にとどまりそうだ。今後の平均株価のポイントとなる株価を予想してみよう。中期的には、2002年以来の上値関門だった1万2000円絡みがここからの下値目標値となる。短期では25日移動平均線の1万2800円割れ水準が安値と考えられる。一方、8月に1万2000円台を突破した後、上昇ピッチを加速させているのは、上値関門らしきものが見当たらないためだ。上値目標は92年安値1万4309円、95年安値1万4485円、01年高値1万4556円が横に並ぶ1万4000円台央を想定している。■ちなみに、韓国の代表的な株価指数は過去最高を更新し続けており、5月安値から35%超急伸。インドもまた海外からの投資資金が流入し高値更新が続いており、4月安値から4割超の大幅上昇となっている。香港ハンセン指数が15%高・・とアジア主要株価指数は東京市場同様に過去52週間の高値水準にあり、東京市場が独歩高となっていない分、海外投資家の日本株に対する姿勢が強気に傾くのは当然といえる。ハイテク株の多い台湾株が7月末から8月初め頃が高値で、現在は7%下の水準にあることは、東京でハイテク株人気が盛り上がらないことにつながっている。

◆週明け以降、反落、強気相場継続を問わず注目したい中核銘柄は、変わりようがない。実力が評価されつつあるデンソー(6902)など自動車関連株が中心だ。小型割安・好業績株として佐藤商事(8065)の上値追いに再挑戦したい。◎NY金市況が470ドル台に乗せ、一段高を狙う構えとなってきた。住友鉱(5713)の更なる上値追いに期待。◎ツムラ(4540)は28日に業績予想の増額修正を発表。押し目買いを継続。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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