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2004/08/18

◆メリルリンチ証券は毎月の世界のファンドマネージャーの調査結果を発表している。きのう発表の8月調査分では、日本株は依然として最も強気に見られている株式市場ではあるが、「日本株に対する強気の見方が減少」との見出しである。きのう現在、平均株価採用225銘柄の平均PERは16.49倍である。手元に資料がなくよくわからないが、16倍台はPERが投資尺度として海外勢が日本株にも採用した当初はともかく、80年代以降はない低い水準である。■戦後の経済復興は、勤勉と民間輸出リード型かつ公共事業によるバラマキ型行政よりなった。現在は公共事業の波及力は失われ海外景気の影響が一段と強まっている。その世界経済では中国が存在感を強めているもののEUは苦悶しており、米国経済の存在感が巨大化している。メリル調査では、「世界の景気や企業業績に対する見方は引き続き悪化」。「世界景気の減速を補うほど、日本の内需は強くないのではという懸念が出ているようだ」という。先に市場を失望させた日本の4〜6月GDPは、これまで当然としてきた、デフレ脱却が果たして本物なのかと問いかけている。本欄では、引き続き、ゆっくりではあるが回復途上の踊り場にあり、10月初めころには先が見え始めるとの見方である。■ただ、足元、新興市場が直近上場銘柄から需給バランスを失い、1部市場も買い手が極端に少なく方向が定まらない。幸い自動車関連株は高値圏で頑強だ。光洋精工(6473)、東洋ゴム(5105)は高値更新期待のPER割安株として注目したい。■高値から100円下げの大日精化(4116)はここから突っ込み買い狙い。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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