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2008/11/13

◆「世界のヘッジファンド、10月の1カ月間で運用資産は解約で1000億ドル減少」(シンガポール調査会社)、「崩壊の危機に瀕する米国自動車業界」(みずほ証券)、「11月7日現在、上場地銀87社中62社が今09年3月期業績予想を減額修正」(クレディ・スイス証券)・・などとの見出しが毎日のように踊る「逆業績相場」が続いている。

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◆13日の東京市場もまた大幅下落し3日続落。NYダウの3日続落、1ドル=94円台への円高・・を背景に外需主力株、製造業主力株を中心に売りが先行。薄商いのなか値上がり銘柄数の248に対し値下り銘柄数は1404にのぼった。シンガポールでの日本株先物の下げが先行した。アジア・太平洋14市場(管理市場となっているパキスタンを除く)星取表は2勝12敗だった。値上がりは景気対策を発表した中国とベトナムのみ。

◆米国は消費関連企業の決算悪、自動車大手GMへのアナリストによる厳しいレポート・・が相次ぎ発表されているなど、<先に発表された景気対策を織り込んでしまった米株式市場は現実の景気後退、企業業績悪化を必死に織り込み中>。NYダウは13日550ドル高と大幅反発した。13時前には7965.42ドルまで下げ8000ドルを割り込んだ後、逆襲した。一時10月10日ザラバ安値7882.51ドル以来の安値水準を付けたが、これが二番底となるかは今の段階では不透明。

◆13日の東証1部年初来高値銘柄は6。そのうち靴卸・小売のABCマート(2670)、サイゼリヤ(7581)は消費関連株で、ツムラ(4540)は医療用漢方製剤を主力としており、外需・製造業とは無縁だ。なかでも、当欄主力株のセブン銀(8410・ジャス)及びツムラ、ABCマートの3銘柄は、12日にモルガン・スタンレーが発表した、「世界の株式相場動向を表す指数」として構築している<MSCI世界指数、全1728銘柄で構成>の見直しで、新規採用銘柄に採用された日本株5銘柄のなかに入っており、前日より人気化している。ほかに松井証券(8628)、ニッセイ同和損保(8759)の2銘柄が新規採用で(この2社は前日急騰の反動安となった)、除外されたのは東邦チタ(5727)、オークマ(6103)、パイオニア(6773)、東海理化(6995)、アイフル(8515)、CSKHD(9737)の6銘柄(いずれも続落)。

◆当欄では、セブン銀以外に、サイゼリヤ、ABCマート、ツムラを推奨銘柄としているが、ツムラは9月8日につけた06年7月以来の高値3140円を10円だが更新した。新光証のアナリストであり筆者も昨年にかけかかわっていた株式講演会の有力講師のひとり岩田氏は12日付けレポートで「09年中間期医療用漢方製剤は数量ベースで前年同期比10.2%増となり、通期計画の8.5%増を上回っている」と指摘、なかで育薬3剤売上高は14.7%増の56.35億円と伸びているとし、投資判断「2+」(やや強気)を継続した。同社株は06年5月の上場来高値3560円突破となれば、昨年8月安値1776円からの大勢上昇第2波動入りとなる。それには時間が必要だが、知名度が高かった入浴剤「バスクリン」など家庭用品事業を売却し、漢方薬に特化する戦略に期待し押し目買いとする。●なお、新規注目株は長期下落打ち止めチャートのリスクモンスター(3768・ヘラ)、日M&A(2127)の急騰銘柄。まず打診買いを。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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