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2014/05/21

◆この日、日銀は金融政策決定会合後に現状据え置きを発表した。市場が予想していた結果だった。しかし、3月、4月と2ヵ月連続で中期相場を示唆する75日移動平均線や26週線に上値を抑えられた格好でジリジリと上値が切り下がる先細り展開のなか、窮屈な小動きに終始した。終値では1万4000円台を維持したが・・。■ストップ高銘柄数は、東証1部市場では9日ぶりゼロとなったものの、マザーズ市場は4、ジャスダック市場は2と値動きの軽い新興市場には6銘柄があった。なかでトレードの対象となったのはスマホ関連でミクシィ(2121)とユナイテッド(2497)の2マザーズ銘柄。1部市場の窮屈さから、短期売買の証券トレードが値動きの軽さにどっとばかりに飛び乗った格好だ。ミクシィは前週、スマホゲーム「モンスターストライク(モンスタ)」の今15年3月期売上高は四半期ごとに大幅伸張し、大幅増収増益見通しだと発表して一気に人気化。この日も一時ストップ高に買われ、昨年3月の株式分割落ち後高値を更新した。ぺんぺん草さえ生えそうな相場ゆえに投資家は「投資」ではなくただただ「トレード」に向かったもの!

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◆全般相場がもみ合う展開のなか、前号で記した不動産関連株は、予想にそった格好で一転、値下がり率2.1%と断然トップの大幅反落で終了した。今月15日まで海外ヘッジファンドの「日銀金融政策決定会合」に絡めた仕掛け的な買いや目先資金の買いにより半月ほどで2ケタ上昇した。「金融政策の変更なし」は市場の予想の線だったものの、仕掛けてきたヘッジファンドなどが反対売買を急いだことが大幅安要因といえそうだ。■さて、カジノ法案は今国会成立が難しくなった。2020年東京五輪までのカジノ開業には今通常国会での解禁法成立がタイムリミットとされていた。が、通常のスケジュールでは無理となったようだ。

◆今年3月から大増便となったのが2010年10月に新国際線旅客ターミナルが運用を開始した羽田空港。筆者と妻は今では母親になった姪っ子の結婚式に出席するため、10年10月、出国は旧羽田旅客ターミナル、帰国時はピカピカの新旅客ターミナルから入国・・。写真をバチバチ撮った思い出の場所でもある。で、銘柄は?以前にも当欄で記した日本空港ビル(9706)としたい。同社は羽田空港ビルの賃貸・管理や羽田及び成田空港での直営売店展開、免税店を手掛ける。訪日中国人数の回復動向が懸念材料となるが、羽田国際線ターミナルの拡張、国際線枠増便による訪日客数増が同社業績を押し上げ要因となろう。同社計画による数値目標は羽田空港旅客数が13年6030万人、14年6090万人、15年6150万人。(12年実績は5893万人)、国際線は13年820万人、14年1270万人、15年1280万人。株価は今年4月に91年4月以来の高値を付けた後は調整が続いているものの、中期相場を示唆する26週線沿いの上昇基調にあり力強い格好となっている。13年3月期から様変わりの業績に転じ、同期は5.2%増収、経常益20倍、14年3月期8.1%増収、経常56%増益、今15年3月期は7.1%の増収、経常32.8%増、税引き利益は42%増の予想。1株利益は12年3月期のマイナス30.9円から、20.0円、36.7円、今期49.7円予想と拡大が続く。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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